ユヴァル・ノア・ハラリ

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ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来 上

ユヴァル・ノア・ハラリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309227368
ISBN 10 : 4309227368
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
265p;20

内容詳細

我々は不死と幸福、神性をめざし、ホモ・デウス(神のヒト)へと自らをアップグレードする。そのとき、格差は想像を絶するものとなる。35カ国以上で400万部突破の世界的ベストセラー!


[著者]
ユヴァル・ノア・ハラリ (ハラリ,Y.N)
イスラエル人歴史学者。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して博士号を取得し、エルサレムのヘブライ大学で歴史学を教えている。著書『サピエンス全史』は世界で800万部を超えるベストセラーとなった。

柴田 裕之 (シバタ ヤスシ)
翻訳家。早稲田大学・Earlham College卒業。訳書にドゥ・ヴァール『道徳性の起源』、リドレー『繁栄』(共訳)、リフキン『限界費用ゼロ社会』、ハラリ『サピエンス全史(上下)』など。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    サピエンス全史に続いて、ユヴァル・ノア・ハラリ2作目です。話題作の場合、2作目は二番煎じが多いのですが、著者は違いました。しかし芝生が贅沢品だったなんて。我が家の猫の額の庭にも、僅かながら芝生があります(笑)続いて下巻へ。トータルの感想は下巻読了後に。

  • パトラッシュ さん

    人類は急速な科学技術の進歩で歴史上初めて飢饉と疫病と貧困を克服しつつあるが、同時に数千年来の神や国家などの夢と虚構の共同主観に未だ支配され続けていると説く。過激な民族・宗教至上主義がネットで広まる現状は、科学と宗教が奇妙な夫婦のような関係にあるのを示す。膨大な量の知識を習得しなければ神の如き力を享受できない世の中になったら、人は富や技術や知識格差により自らを神にアップグレードできる人とできない人に分かれてしまうのだ。ここまでの論理展開は反論の余地ないほど鮮やかで、反対する人も納得してしまうだろう。(続く)

  • mitei さん

    人類がなぜ他の動物と違うのか、AIがどう影響するのか著者の考察が面白く読めた。やはりコミュニケーション能力が大きな差になるし、宗教などの権威も人類史を統率するに大きな影響があるんだと勉強になった。

  • あきぽん さん

    作者の基本的な主張は「サピエンス全史」と同じだけれど前作以上に価値観を揺さぶられた。衝撃的だったのはサピエンスは近い未来サピエンスでなくなるかもしないという部分。イソップ寓話にも源氏物語にもシェイクスピアにも現代人が共感できるのは人間そのものが変わっていないからだけど、変わってしまったら古典文学の価値はなくなるのか…⁉

  • 33 kouch さん

    戦争/飢餓/疾病の三悪の克服が人類の歴史?だとすると、しっかり戦争も起こり新たなウイルスまで蔓延している現在って何なのだろう。そして「飢餓」も過食という形で変化し我々の寿命を縮めている。 決して克服したわけでなく三大悪を残したまま人類は至福/不死/神性を手にしようとしているのではないか。テクノロジーが宗教の領域を狭めているとある。ここも見方によってはテクノロジーが「至福不死神性」といった新たな景色を見せてるだけだと思う。やはり本質は何も変わってないような。思考を巡らせながら読める面白い本。

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人物・団体紹介

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ユヴァル・ノア・ハラリ

歴史学者、哲学者。1976年生まれ。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して2002年に博士号を取得。現在、エルサレムのヘブライ大学で歴史学を教えるかたわら、ケンブリッジ大学生存リスク研究センターの特別研究員もつとめる。2020年のダボス会議での基調講演など、世界中の聴衆に向けて講義や講演も行

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