ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論 集英社新書

ヤマザキマリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087208153
ISBN 10 : 408720815X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
追加情報
:
227p;18

内容詳細

ラファエロは「いい人過ぎて早死に」!?
ミケランジェロは「筋肉フェチの完璧主義者」!?
ダ・ヴィンチは「人嫌いの万能人」!?

大ヒット漫画『テルマエ・ロマエ』の作者ヤマザキマリを、ただ古代ローマと風呂が好きなだけの漫画家だと思ったら大間違い。実は17歳で単身イタリアに渡り国立美術学校で美術史と油絵を学んだ筋金入りの美術専門家なのだ。

そんな彼女が初の美術論のテーマに選んだのは、偏愛する「ルネサンス」。しかしそこは漫画家。あの大巨匠も彼女にかかれば「好色坊主」「筋肉フェチ」「人嫌い」と面白キャラクターに大変身。正統派の美術論ながら、「変人」をキーワードにルネサンスを楽しく解読する、ヤマザキ流芸術家列伝!

<目次>
はじめに
第1章 フィリッポ・リッピとボッティチェリ
――ルネサンスを爛熟に導いた二人
第2章 愛しのラファエロ、ミケランジェロ、レオナルド
――秀抜した「変人」としてのルネサンス三大巨匠論
第3章 型破りで魅力的な各地の「変人」画家たち
――シチリア、ヴェネツィア、北方の絵画
第4章 王様から小説家まで ルネサンスの礎となった「変人」
――わが敬愛するルネサンス人たち
第5章 あらためて、「ルネサンス」とは?
――多様性と寛容さが世界を救う

<著者プロフィール>
ヤマザキマリ
漫画家。1967年東京都生まれ。1984年よりイタリア国立フィレンツェ・アカデミア美術学院で美術史と油絵を学ぶ。1997年漫画家デビュー。2008年連載開始の『テルマエ・ロマエ』が空前の大ヒットとなり、2010年のマンガ大賞、手塚治虫文化賞短編賞を受賞。同作品は映画化もされた。漫画作品では他に『プリニウス』(とり・みきと共著)、『スティーブ・ジョブズ』など。『男性論 ECCE HOMO』『国境のない生き方』など評論、エッセイの著書も多数。

【著者紹介】
ヤマザキマリ : 漫画家。1967年東京都生まれ。1984年よりイタリア国立フィレンツェ・アカデミア美術学院で美術史と油絵を学ぶ。1997年漫画家デビュー。2008年連載開始の『テルマエ・ロマエ』が空前の大ヒットとなり、2010年のマンガ大賞、手塚治虫文化賞短編賞を受賞。評論、エッセイの著書も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tama さん

    図書館本 初ヤマザキ 次の予約がない。テルマエの作者なのに意外。勿体ないなー!大変大変興味深く読みました。ちょこっとこの方の経歴も出ててたが、デッサンがやたらに巧いはずだ。「ルネサンスはもっとも大規模な文化のメンテナンスが行われた」/どきっ! 「今の日本に一番欠けているのは、ルネサンスを育んだ懐疑的な精神」/どきどきどきっ! 中野京子先生を追い落とすかもっ。新書版で絵が小さいのは承知だが次回作はもうちょっと絵を増やして欲しいなぁ。というか、この人の本もっと読もう。

  • aisu さん

    フィリッポ・リッピからボッティチェリ、あの三大巨匠はルネサンスの定番ですが、2章4の「盛期ルネサンスとは何か」以降、第3章シチリア、ヴェネツィア、北方、そして4章の王様から小説家、建築家のルネサンスの先駆け、あたりが、特に面白かったです。一般的な「ルネサンス」のイメージ(日本で)と、著者が感じるズレに、なるぼどと思いました。著者は夫に付いて世界各地を回っているのですが、夫の(学者という職業の)グローバルさもすごい………

  • しぃ さん

    変人にフォーカスしてルネサンスを辿る、芸術家に対する箇所は面白く読みました。見たことない絵、聞いたこともない画家も出てきて、知識欲も満たされました。終わりの方は著者のルネサンス論になっていき、日本にもルネサンス的なものが必要という主張に。ここだけは素直に頷けない箇所も多かったなあ。鎖国だったからこそ花開いた文化も残った習慣もあるわけだし。自国の歴史を全て肯定したい訳ではないけど、外から言うのと中から見るのとでは色々違うんだろうなと感じました。最後はそんな感じでモヤモヤしたけど、本章の箇所は面白かったです。

  • Vakira さん

    1月に東京都美術館にボッティチェリを見に行った。その時図録と一緒に並んで販売していたのがこの本だ。んん?ヤマザキマリって「テルマエ・ロマエ」の作者? どうもその様だ。ペラペラとめくるとなかなか面白そうなので図録と一緒に購入。 ルネスサンスの画家達の紹介。ダビンチ、ミケランジェロ、ボッティチェリぐらいしか知らなかったので、少しはルネサンスの画家の知識が増えたかな。マリさんの手に懸かると偉大な画家も愛しい変人。変な振る舞いも己の道を極めたからこそ。芸術家と言うより人生が魅力的に紹介されています。

  • ゆーり さん

    中野京子さんの著作のような本かな、と思ったのですが。。。ルネサンス期に活躍した芸術家の遍歴などはそれなりに面白かったのですが、あまりに著者のヨーロッパ礼賛論に偏ってて、そんなに楽しめませんでした。美術論のわりに画像も少なく(要所の作品はカラーで掲載されてます)、ネットで検索しながら読まなければならなかったのも残念。ただ、ルネサンス期が人間礼賛の気風だけでないのが、少し理解できたのは収穫です。

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ヤマザキマリ

漫画家。1967年、東京生まれ。17歳でイタリアに渡り、フィレンツェにて油絵を学ぶ。その後、エジプト、シリア、ポルトガル、アメリカを経て現在イタリア在住。『テルマエ・ロマエ』(KADOKAWAエンターブレイン)でマンガ大賞2010、および第14回手塚治虫文化賞短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行さ

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