CD Import

Symphonies Nos.35, 36, 40 : Tarmo Peltokoski / Deutsche Kammerphilharmonie

Mozart (1756-1791)

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4865744
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


絶賛を浴びるフィンランドの若き逸材、モーツァルトを振って堂々のDGデビュー

絶賛を浴びているフィンランドの若き逸材、タルモ・ペルトコスキがドイツ・グラモフォン専属アーティストとしてモーツァルトの3曲の傑作を指揮してデビューします。
 2000年生まれ、フィンランド出身の指揮者タルモ・ペルトコスキは、2022年1月、ドイツ・カンマ―フィルハーモニー・ブレーメンの首席客演指揮者に任命されました。2022年5月にはラトビア国立交響楽団の音楽・芸術監督に、その後ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者にも就任。22歳にしてエウラヨキ・ベルカント音楽祭で初のワーグナー『ニーベルングの指環』を完結。2022年12月には、2024年9月からトゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団の音楽監督に就任することが発表されました。
 サロネン、オラモ、サラステ、ヴァンスカら一流の指揮者を育てたヨルマ・パヌラ名誉教授に14歳で師事し、シベリウス・アカデミーではサカリ・オラモに師事しました。また、ハンヌ・リントゥ、ユッカ=ペッカ・サラステ、エサ=ペッカ・サロネンらの指導も受けています。またピアニストとしても高く評価され、多くのコンクールで受賞しており、ソリストとしてフィンランドの主要オーケストラと共演しています。

「ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンとモーツァルトを演奏するのは贅沢なことですし、これら3曲の交響曲を録音するのは夢のようです」〜ペルトコスキ

「見たまえ - 天才の登場だ!」〜ディアパソン誌
「ペルトコスキは世紀の才能だ。彼の解釈の妙技は難なくこなせるように見え、指揮は全く自然に身に付いているようだ」〜ベルリン・ターゲシュピーゲル紙(輸入元情報)


【収録情報】
モーツァルト:
● 交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
● 交響曲第40番ト短調 K.550
● 交響曲第36番ハ長調 K.425『リンツ』

 ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
 タルモ・ペルトコスキ
(指揮)

 録音時期:2023年2月
 録音場所:ブレーメン
 録音方式:ステレオ(デジタル)


Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
23歳の若者の指揮。多分大部分は年上のオー...

投稿日:2024/07/06 (土)

23歳の若者の指揮。多分大部分は年上のオーケストラの奏者を相手に大変興味深い演奏を聴かせてくれる。モーツァルトは何度も同じことを言うから、繰り返すときには少し装飾を付けるということか。木管の気ままとも思えるような装飾は、まだよく分からない。と言うか、両手を上げて絶賛する勇気はまだない。でも、繰り返し聴くうちに、このモーツァルトの面白さに納得させられるような気がする。いや、本当はこの演奏十分に面白いと思っているし、きっと名演の部類なんだと思っている。アーノンクールのお尻を振るような40番のメヌエットを思えば、まだかなり全うではないか。 23歳、カラヤンがアーヘンかどこかの歌劇場の音楽監督になったのも20代ではなかったろうか。まだちゃんと聞いていないけれども、マケラと同様に、ペルトコスキの大成を期待したい。もちろん、従来の王道ではなく、我が道を堂々と歩んでいっていただきたい。

ヤナハル さん | 鹿児島県 | 不明

2
★
★
★
★
☆
ついに交響曲でもこういう演奏が現われまし...

投稿日:2024/06/24 (月)

ついに交響曲でもこういう演奏が現われましたね。今のところ緩徐楽章とメヌエットのトリオに限られるが(『ハフナー』終楽章コーダ、全休止の前など何かやれそうだが、何もなし)、同じ旋律が繰り返される箇所では楽譜通りではなく、旋律装飾を加えたヴァリアントを演奏している。18世紀にはこのように演奏されたのだろうが、文字通りインプロヴィゼーション(即興演奏)だったので、残っている譜面はない。団員と相談の上としても、この録音では指揮者のセンス頼り。そのセンスは悪くないし、まだ「おっかなびっくり」、ずいぶん穏健だ。ただし、ソナタ楽章後半の反復はすべて省略、行われているのは提示部のリピートだけで、このあたりは前の世代のHIPとは一線を画そうということらしい。ティンパニの鳴りは華々しいが、弦と管のバランスはかなり伝統的、というか録音がダンゴ状で各声部が明晰に聞き取れない。 3曲の中では旋律装飾のセンスも含めて『ハフナー』が一番、ついで『リンツ』、ティンパニのない第40番はだいぶ落ちる。両端楽章の疾走感はなかなかだが、逆に単調。緩徐楽章の旋律装飾を最小限にとどめたのは正解だが、単に美しい旋律が流れるだけではない、この楽章の寂寥感は表現できていない。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

3
★
★
★
★
☆
またまたフィンランドからの新鋭ペルトコス...

投稿日:2024/06/09 (日)

またまたフィンランドからの新鋭ペルトコスキのデビュー盤。DGからの登場でしかもモーツァルトの超有名曲。どれほどの才能か興味を持たないほうがおかしいだろう。一聴しての感想は録音がよくないなあと。モダン楽器でノンビブラートのピリオド奏法なのに響きがうるさく透明感がないのだ。ペンタトンやリファレンスらのマイナーが素晴らしい音質なのに対してユニヴァーサル系は20世紀の録音より後退しているのは残念だ。ペルトコスキの指揮は速いテンポでキレよくダイナミックに進行するのは予想通りだが、ティンパニの強打が対旋律をつぶしてしまう部分が「ハフナー」「リンツ」にあるのは疑問。録音も相まって雑然とした印象が残る。この指揮者の評価は保留。やっぱりモーツァルトは難しい。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

2

Symphonies Items Information

Recommend Items