交響曲第４０番、『イドメネオ』バレエ音楽、コントルダンス集　ジャネット・ソレル＆アポロズ・ファイア

モーツァルト：交響曲第４０番、コントルダンス集
ジャネット・ソレル＆アポロズ・ファイア

アグレッシヴな演奏で話題のジャネット・ソレル＆アポロズ・ファイアによるモーツァルト・アルバムの登場。
　指揮者のソレルは、タングルウッドでノリントンやバーンスタイに指揮を学び、アムステルダムでレオンハルトにチェンバロを師事した経歴の持ち主で、1992年に「アポロズ・ファイア（クリーヴランド・バロック・オーケストラ）」を創設し、芸術監督を務めています。
　アポロズ・ファイアの中核メンバーは、ソレルと共にビルスマやクイケンの薫陶を受けており、オランダの古楽のイディオムにアメリカのパワーが加わったアンサンブルと言えるかも知れません。
　すでにヴィヴァルディ・アルバムや、バッハのブランデンブルク協奏曲で痛快な演奏を聴かせていた彼女たちですが、今回はモーツァルトに挑戦します。
　プログラムは、交響曲第40番をメインに、ロッシーニや古楽分野でも話題のソプラノ、アマンダ・フォーサイスを起用して『ルチオ・シッラ』のコロラトゥーラ・アリアを演奏し、さらに劇的な盛り上がりを見せる『イドメネオ』のバレエ音楽に、コントルダンスまで組み合わせるという面白いもの。

【収録情報】
モーツァルト：
・交響曲第40番ト短調K.550
・歌劇『ルチオ・シッラ』K.135より「一瞬のうちに、急いで行きましょう」
・『イドメネオ』のためのバレエ音楽 K.367
・コントルダンス K.123
・メヌエット・カンタービレ K.463
・コントルダンス K.462〜第5番、第6番
・コントルダンス K.123
　アマンダ・フォーサイス（ソプラノ）
　アポロズ・ファイア（バロック・オーケストラ）
　ジャネット・ソレル（指揮）

　録音時期：2008年4月
　録音場所：クリーヴランド、セント・ポール・エピスコパル教会
　録音方式：デジタル（セッション）