CD Import

Sym.39, Violin Concerto.5, Bassoon Concerto: 斎藤秀雄 / 新日本po 久保陽子 浅野高瑛

Mozart (1756-1791)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TFMC0002
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD

Product Description

斎藤が得意のモーツァルト。まさに異常求心力

ヴァイオリンの久保陽子はいわずと知れたサイトウ・キネンなとで活躍する今や日本を代表する大家。ファゴットの浅野はアメリカで絶大な評価を受け「セクシーバスーン」と評された名人。それにしても斎藤の指揮が強烈でザッハリヒながら濃厚な情感にあふれカザルスのモーツァルト顔負けのインパクト。音質は年代を超えた優秀なもので、今や音楽評論で高名な東条碩夫氏の録音をアルトゥスがリマスタリング。

@モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
Aモーツァルト:ファゴット協奏曲K191 
Bモーツァルト:交響曲第39 番

@久保陽子(Vn) A浅野高瑛 (Fg) 
斎藤秀雄(指)新日本フィルハーモニー交響楽団
録音:1973年4月8日 東京文化会館ライヴ(ステレオ)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
斎藤の晩年の演奏。彼のモーツァルトの素晴...

投稿日:2010/03/21 (日)

斎藤の晩年の演奏。彼のモーツァルトの素晴らしいこと。特に39番は、色々と聴いてきたが、これほど納得のできる演奏には出会えなかった。きびきびとしたリズムに、自在なフレーズ。どうしてこの師から教えを受けて、小澤があのようなモーツァルトを演奏してしまうのかが、理解できなくなった。 モダンなオケで、客観的な解釈を基礎にした上で、上品なロマンが漂う名演奏である。 世界のどこに出しても恥ずかしくない演奏で、演奏直後に観客が歓声を上げているのも頷ける。 また、この演奏会では、協奏曲にかつての弟子がソリストとして参加している。よい意味での共通言語に基づく違和感のないアンサンブルで、これも曲趣に最適な雰囲気である。 斎藤の活躍は、こうした優れた、また人間的にも優れた弟子があってこそであることがよく分かる。ファゴットの浅野は一文を寄せているが、元々フルートを演奏していたところを、斎藤の一声でファゴットに転向させられたのだそうだ。桐朋オケにファゴットが欲しかったのだろう。そうした事情を知りながらも、斎藤の暖かい人柄を描く、浅野のような弟子があっての斎藤であったことが分かるだけでも貴重なCD。 創設期の新日フィルも優秀。

slave さん | 東京都 | 不明

0

Symphonies Items Information

Recommend Items