名手フランソワ=フレデリック・ギィが現代音楽に挑む!
人気のピアニスト、フランソワ=フレデリック・ギィによるマルク・モネ作品集。モネの第1小品集はギィに献呈されるなど、この2人は芸術的な結びつきだけでなく真の友情で結ばれています。
マルク・モネはパリを拠点に活動する作曲家。ケルン音楽大学でマウリツィオ・カーゲルに師事した後、作曲の傍ら音楽祭の企画をするなど多角的な活動を続けています。このディスクは彼の比較的最近のピアノ曲が収められています。ほとんどが1分から5分、最大で10分程度の小、中品から構成されています。それぞれ「子守歌」「幽かな歌」「魂の死のために」「それはどこにある?」といった意味深で詩的な標題がつけられている性格的小品。時にクラスターの嵐があるかと思えばバルトーク風だったりバッハのインヴェンション風の曲があったりと多種多様。カーゲル風のシアター・ピースではないものの、漂うユーモアはまさにカーゲルの弟子。(輸入元情報)
【収録情報】
モネ:
● 第1小品集 (2006) 全12曲
● 第2小品集 (2010) 全8曲
● アルベルティーヌへの手紙 (2018)
フランソワ=フレデリック・ギィ(ピアノ)
録音時期:2020年2月27-29日
録音場所:イタリア、ザ・スフェアーズ、オドラデク・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
日本語オビ・解説付き
ピアニストのフレデリック・ギィによる、マルク・モネ「第1小品集」「第2小品集」ほかを収録。第1はモネがギィに献呈したもの。それぞれ詩的なテーマが設けられ、バッハからバルトークまで、多くの作曲家の音楽性から影響を受けた跡もみられる。(CDジャーナル データベースより)