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Complete Symphonies: Svetlanov / Russian Federation Academic SO.(16CD)

Myaskovsky, Nikolay (1881-1950)

User Review :5.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
2564696898
Number of Discs
:
16
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

Myaskovsky: Complete Symphonies (16CD)

The first complete recorded retrospective of Soviet composer Nikolai Myaskovsky's complete orchestral works, one of the last great recording projects undertaken by Russian conductor Evgeny Svetlanov.

NIKOLAI MYASKOVSKY (1881-1950)

CD 1 76:46
Premier Symphony, c-moll, op. 3
Symphony No. 25, Des-dur, op. 69

CD 2 75:07
Symphony No. 10, f-moll, op. 30
Symphony No. 11, b-moll, op. 34
Symphony No. 19, es-dur, op. 46

CD 3 78:46
Symphony No. 9, e-moll, op. 28
Symphony No. 14, C-dur, op. 37

CD 4 76:12
Septieme Symphonie, h-moll, op. 24
Huitieme Symphonie, A-dur, op. 26

CD 5 76:38
Cinquieme Symphonie, D-dur, op. 18
Symphony No. 12, g-moll, op. 35

CD 6 RDCD 00657
Quartrieme Symphone, e-moll, op. 17
Symphony No. 15, d-moll, op. 38

Total time 77:41

CD 7 RDCD 00658
Symphony No. 17, gis-moll, op. 41
Symphony No. 20, E-dur, op. 50

Total time 75:01

CD 8 79:04
Symphony-ballad No. 22, h-moll, op. 54
Symphony No. 26, C-dur, op. 79

CD 9 74:01
Symphony No. 24, f-moll, op. 63
Symphony No. 27, c-moll, op. 85

CD 10 79:57
Troisieme Symphonie No. 3, a-moll, op. 15
Symphony-suita, a-moll, op. 56

CD 11 RDCD 00662
Symphony No. 16, F-Dur, op. 39
Huitieme Symphonie, C-dur, op. 42
Hulpiung"s ouverture, C-dur, op. 48

Total time 79:48

CD 12 79:01
Deuxieme Symphone No. 2, cis-moll, op. 11
Symphony No. 13, b-moll, op. 36
Slav rhapsody, d-moll, op. 71

CD 13 78:19
Sixieme Symphonies, es-moll, op. 23
Ouverture pathetique, c-moll, op. 76

CD 14 77:45
Symphony No. 21, fis-moll, op. 51
Symphoniette, A-dur, op. 10
Silence, f-moll, op. 9
Serenade No. 1, op. 32

CD 15 78:58
Symphoniette, a-dur, op. 32, No. 2
Symphoniette, a-moll, op. 68, No. 2
Concertino lirico, G-dur, op. 32, No. 3

CD 16 77:37
Links, op. 65
Divertissement, op. 80
Alastor, c-moll, op. 14

Russian Federation Academic SO.
Evgeny Svetlanov conductor

Recording: 1991-93, 1965 (No. 3), 1970 (Nos. 19, 22)

Track List   

Disc   1

  • 01. 交響曲第1番ハ短調 作品3
  • 02. 交響曲第25番変ニ長調 作品69

Disc   2

  • 01. 交響曲第10番ヘ短調 作品30『青銅の騎士』
  • 02. 交響曲第11番変ロ短調 作品34
  • 03. 交響曲第19番変ホ長調 作品46

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Comprehensive Evaluation

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レコードの整理をしていて、 久しぶりに、...

投稿日:2013/03/14 (木)

レコードの整理をしていて、 久しぶりに、1968年発売のモートン、グールド指揮のリムスキーのアンタールと、ミャスコフスキーの交響曲第21番を手にして当時のことを思い出し、スヴェトラーノフで21番を聴いてみた。 グールドを徹底的に聴いていて、今でも、触りを思い出せるのだが、それに比べると、繊細さがもう一つである。ミャスコフスキーがグールドに献呈していてアドバイスを受けていたこともあるのだろうか、グールドの方が曲想の変化が絶妙である。 でも、スヴェトラーノフが全集を作ってくれて有り難い。 私がミャスコフスキーを初めて聴いてから40年ばかりになるのだが、このRCAのグールド盤は今だにCD化されていない。リムスキーも名演なのだが。どなたかCD化されていたら教えて下さい。 話がスヴェトラーノフからそれたけれど、ミャスコフスキーを知る上では絶品で、もちろん貴重です。

喫茶坊 さん | 埼玉県 | 不明

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発売されてだいぶ経っていますが、ある程度...

投稿日:2011/05/01 (日)

発売されてだいぶ経っていますが、ある程度聴き込んだので、レビューを書くことにしました。 人名事典には、「チャイコフスキーやラフマニノフの路線を踏襲した保守的な作風」などと書かれていますが、何曲も聴いてみると、この2人がサウナなら、ミャスコフスキーは、腰湯にじっくり浸かっていて後からじわじわ温まってくるような感じで、結構違うように思えてくるし、それさえもほんの一面に過ぎないという気がしてきました。未聴ですが、弦楽四重奏などはまた少々趣が違うのでしょう。小品に、何気ない日常の1コマを切り取ったかのような気負い・衒いのない佳作が多く、特段奇抜なことをやっていなくても琴線に触れる表現ができるところが、この作曲家の持ち味の1つだと思います。 初期作品は、ラフマニノフを思わせる第1交響曲の第2楽章などを除き、やたらと不協和音を散らして不気味さを強調するようなものが目立ちます。文学者たちと交流があったらしいので、勝手な憶測ながら、悪魔的な象徴主義の音化を目指していたのかもしれませんが、交響詩「沈黙」はまだいいものの、「アラスター」や第6交響曲の第3楽章は、冗長なので聴き通すのがつらい(後者は素人臭い)です。ただ、最も長い第6交響曲は、父親を革命家に射殺され、友人と、母親代わりだった叔母も続けて亡くした悲しみを克服しようという気力と、革命直後の不安定な社会情勢を反映したような、かなりの意欲作であることは伝わってきます。プーシキンの叙事詩「青銅の騎士」の挿絵に着想を得た第10交響曲は、題材が同じグリエールのバレエとは違い、ホラー性だけが強調され、原詩で詠まれている自然の雄大さなどは反映されておらず、評判も悪いようですが、ネヴァ川の洪水で恋人を亡くした主人公が、ピョートル大帝の銅像を呪ったため、動き出した銅像に追い回された末に自分も溺死してしまうという筋書きがよくわかる内容。中途半端に不気味な第7〜第9交響曲と違って、作曲者の意図が明確であり、ホラー音楽というか、交響詩のつもりで割り切って聴いています。親友のプロコフィエフが、ストコフスキー&フィラデルフィア管弦楽団による米国初演を実現させており、作曲時期が重なる彼の第3交響曲(ミャスコフスキーに献呈)に近い路線と思われます。 中期の作品については、Dewurichさんと同意見。無調志向の第13番は別として、第12番の両端楽章と、第14番から第20番までが、特に変幻自在な印象です。第15番の巧妙さ、第16番の2つの緩徐楽章、第17番と第18番の各緩徐楽章の壮大さが見事。第20番も、緩徐楽章はコマーシャルで使われてもおかしくない明快・雄大な内容で、終楽章の最後の盛り上がりも聴き応えがあります。対照的に、吹奏楽のみの第19番は軽妙で、気楽に聴けます。なお、第17番はショスタコの第5番と同じ1937年の作で、制裁を受けることも覚悟の上だったのか、終楽章は恐怖政治をあからさまに連想させる“際どい”内容で、暴力的・悲劇的な結末に衝撃を受けると同時に、勇気ある決断をしたものだと驚かされました。おそらく、こみ上げてくる感情を抑え切れなかったのでしょう。第21番も悲劇的で、少し思わせぶりが過ぎる気もしますが、人生の絶頂を迎えた矢先に処刑され、死後の安息を得られずに森の中をさまよい続ける亡霊が、在りし日を回想しているような印象を受けました。 後期作品は、冗長な第22番と少々素人臭い第23番は当局に迎合した感がありますが、第24番の緩徐楽章は、正にロシアの大地が悲しみに覆われていくかのような内容で、胸を打たれます。ショスタコは、自らの交響曲群を「墓標」と述べたようですが、これも立派な墓標ではないでしょうか。ただ、両端楽章は、いかにも戦時下の作品という感じがするものの、初期作品のマンネリ化した暗鬱さも彷彿とさせます。むしろ、大戦後に完成された第25番のほうが、中期の作品と同じように充実していて、深みがあります。第26番は、死期を悟り、最後の交響曲になってもいいつもりで書いたのか、あの世への旅路の途中で人生を振り返り、「いろいろあったけれど、自分はやはりこの国に生まれてよかった」と感慨に浸っているような内容。小品にも通じる素朴さが印象的です。第3楽章冒頭は、チェロ・ソナタ第2番の第2楽章冒頭主題と同じようです。第27番は、第2楽章の圧倒されるような深遠さは、内戦〜テロル〜独ソ戦の犠牲者たちの魂が大地に溶け込んで調和していくかのようで(些かスクリャービン的な言い回しですが)、ミャスコフスキーの作品中、最もロシア的で美しいものかもしれませんね。また、第26番で一度気持ちを整理していると考えると、ジダーノフ批判後ということもあり、ポリャンスキー&ロシア国立響(CHANDOS)の解説などに、「終楽章で赤軍マーチが唐突に出現するのは、ショスタコと同じ2枚舌であり、独裁体制への怒りと抵抗のささやかな表明を、確信犯的に行ったものだろう」という指摘があるのもうなずけますが、この楽章ではあまり気にならず、むしろ、26番などそれ以前の作品のほうが、唐突な展開が見られるという印象を受けます。当てつけではなく、末期がんで余命少ない作曲家の、「祖国の人々に幸あれ!」という素直な気持ちの表れのように感じられますね。ロシア語学者の高橋健一郎氏が、「スターリン時代の作品もモーツァルトなどと同じように、時代背景をあまり意識せずに、イデオロギーなどの文脈から離れて純粋に楽しめればいいのだが…」といったことを述べられていますが、第27番の第2楽章などは正に、ミャスコフスキーのことを知らない人が聴いても感動できる傑作だと思います。 こうして見ると、後期作品には確かに俗っぽさもありますが、第2次大戦からジダーノフ批判に至る、必ずしも自分の思い通りの曲を作れるわけではなかった状況を考慮すると、彼もやはり、社会主義リアリズムの要求に応じつつ、体制への批判や自身の体験を盛り込もうと苦闘し、人々と苦楽を分かち合うことを切に望んだ作曲家だったと想像されます。作品における表現姿勢と、日記などに見られるショスタコ作品などへの詳細な批評を合わせて考えると、ひょっとすると、ユーモアに富んでいたが、自分を出し過ぎて周囲を戸惑わせないよう、あえて控えめに振舞うような、「隠れ毒舌キャラ」に近かったのかもしれませんね。ステンカ・ラージンが題材で破滅的に終わる第8番や、第14番のどこへ進んでいくかわからない不気味さは、作曲者自身も含めて、自分の立ち位置を見失いそうになりながらも過酷な激動の時代を懸命に生き抜こうとした人々の生き様の縮図ともいえそうです。 最後に、演奏に関しては、良くも悪くもスヴェトラという印象。曲によっては少々雑になる部分もあり、これがバルシャイあたりなら・・・という不満はありますが、隠れた名曲に光を当て、一生付き合えそうな価値ある曲集を出してくれたことを心から感謝いたします。

のろま さん | 東京都 | 不明

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元々限定盤か何かで発売されていた音源だっ...

投稿日:2010/12/24 (金)

元々限定盤か何かで発売されていた音源だったはずですが、今回廉価で発売になったのはうれしい限り。 何よりミャスコフスキーの交響曲と管弦楽曲が一度に聴けるというのは貴重です。 演奏はスヴェトラーノフらしいと言いますか、豪快なソヴィエト・スタイル(歌う所は歌っております)で、大変楽しい演奏です。 録音も悪くないと思います。

レインボー さん | 不明 | 不明

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