マーク・カーランスキー

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大きな嘘とだまされたい人たち

マーク・カーランスキー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784751531587
ISBN 10 : 4751531581
フォーマット
出版社
発行年月
2023年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;22

内容詳細

ルネサンス期イタリア・フィレンツェの外交官ニッコロ・マキャベリは言った。「魅力的な嘘をつけるなら、信じるものは必ずいる」と。さまざまに活用されてきた「大きな嘘」。その歴史をたどり、賢く真実を検証する術に迫る!

目次 : 1 嘘という名のカーニバルではしゃぐ人々―嘘って何?/ 2 啓蒙思想と無知蒙昧―啓蒙思想と嘘と妄想/ 3 科学を否定する人たち―科学をかたどった嘘/ 4 女性にまつわる嘘―嘘で塗り固められた魔女狩りの歴史/ 5 嘘は雪玉のごとく―移民とユダヤ人への嘘と偏見/ 6 ソビエトの算数「2+2=5」―ロシアの大きな嘘の歴史/ 7 「アメリカが語る真実」の真相―アメリカ政府の大きすぎる嘘/ 8 強烈な嘘つきたちと媒体―変わりゆく媒体と、変容する嘘/ 9 写真の嘘―画像が語る嘘と真実/ 10 子どもを救え―標的にされるセレブたち/ 11 真実の投げ縄―まずは「自分の頭で考える」

【著者紹介】
マーク カーランスキー : 『ニューヨーク・タイムズ』紙でベストセラー入りした3冊(『鱈―世界を変えた魚の歴史』(飛鳥新社)、『「塩」の世界史―歴史を動かした、小さな粒』(扶桑社)、『1968―世界が揺れた年』(ヴィレッジブックス))を含む35冊の著作が、30言語に翻訳された、世界的ベストセラー作家。ジェームズ・ビアード財団賞、『ボナペティ誌』フードライター・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)、デイトン文学平和賞など、多数の受賞歴がある。また、ジャーナリストとして培った巧みな文章力を活かし大人にも十分魅力的なヤングアダルト向けの教養書(本書、及び『魚のいない世界』(飛鳥新社))も執筆している

橋本恵 : 翻訳家。東京生まれ。東京大学教養学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • りらこ さん

    すべてを疑ってかかろうという部分に激しく共感。ボリュームはある本だが、とても読みやすい。独裁者たちの手法に共通点があることなどは、周知のことなのだろうが、自分に都合をよくするために、さまざまな策を弄することを惜しまない嘘への労力は、トランプ元大統領が息をはくように嘘をついたスナック感覚とはまた異なるのかもしれない。日本への原爆投下以降のアメリカ政府の隠蔽と嘘、そして広島の様子をモールス信号で送った記者の話は知らなかった。

  • よしじ乃輔 さん

    古今東西の哲学、歴史、格言からの嘘事例を挙げ、自分で考える事を強く薦める。人は信じたがり生存本能的に嘘をつく生き物(らしい。でも心当たりは自分にも十分ある)古代より主君や政治家は政策として嘘もつき、それは大きければ大きいほど嘘とは思わない。確かにそうかも。されど情報多過の時代、一般人にはなかなか難しい判断だな、と思う。そして本書の真偽は如何に。

  • めとろん さん

    陰謀論やらトカゲ人間やらちょっといかがわしい話を、面白がる(信じてない)人もいれば信じてしまう人もいる。 なぜ信じてしまうのか。なぜそんな嘘を言いふらす人がいて、彼らのそうする理由(デマや陰謀論を広めたい理由)はなんなのか。 まずは「え、それ本当?誰から聞いた?その根拠は?」と疑うことを大事にしなくては。 昔は怪しい話を『嘘だとお互い認識して』話して面白がっていたけれど今はSNSなどで一気に拡散してしまうから怖いですね。

  • joymanChaneD さん

    「大きな嘘」が歴史的にどのように活用されたかをまとめ、検証の必要性を訴える1冊。/本書の冒頭にある「読みながら自分の頭で考え、何を信じるか、ぜひ自分で決めてもらいたい」というのが一番の主張。本書には引用元の明示が一切なく、まさに読むだけで全てを信じてはいけない本の代表例かもなと思った。

  • bibliotecario さん

    著者自身が『宇宙戦争』のラジオドラマが全米でパニックを起こしたという「ウソ」を信じていたり、引用文献や参考文献をあげないことで、有名な著者の書いたもっともらしい本でも安易に信用してはいけないというメッセージの隠された高度な本。

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