マリー・ルイーゼ・カシュニッツ

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ある晴れたXデイに カシュニッツ短編傑作選

マリー・ルイーゼ・カシュニッツ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488011369
ISBN 10 : 4488011365
フォーマット
出版社
発行年月
2024年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;20

内容詳細

死んだはずの養子に見張られていると主張し、戸締まりを厳重にする妻。夫との会話から見えてくる真実は‥‥(「雪解け」)。手脚に痣や傷がついていくのに痛みを感じない女性の日記。内容はどんどん異様になり‥‥(「火中の足」)。ある母親は、世界が滅亡する日が気がかりで詳細な手記を執筆するが‥‥(「ある晴れたXデイに」)。戦後ドイツを代表する女性作家が描く日常に忍び込む幻想と戦慄の人間心理。『その昔、N市では』に続く、全15編の傑作短編集!

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ふるい さん

    カシュニッツ短篇傑作選の第二弾。特に好きなのを選ぶなら、「火中の足」「幸せでいっぱい」「結婚式の客」あたりかな。頭ではわかっていても最善の選択が出来ない事って往々にしてあるなぁ、と。ままならない人間心理の複雑さを描くのが上手い人だと思った。

  • timeturner さん

    『その昔、N市では』と同様、登場人物、状況、展開、心理のどれか、あるいはすべてが奇妙で読者を惑わせ、それでいて気になって読まずにはいられないだけの吸引力を持つ作品ばかり。表題作のほか「雪解け」「火中の足」「幸せでいっぱい」「旅立ち」など、強迫神経症的な語り手がたくさん登場するので読んでいる私まで何かに追われている気になった。

  • ふゆきち さん

    『その昔、N市では』よりも渋いラインナップな印象。これはこれで。『いつかあるとき』に惹かれました。

  • ヤボ さん

    ★★★★☆カシュニッツ第二短編集。一編が十数ページほどの短編だが、冒頭から独特の世界観に引き込まれる。一番好きな話は「ポップとミンゲル」、他に「作家」「ある晴れたXデイに」「結婚式の客」「火中の足」も良かった。未訳の作品も多いとのこと、続編の出版を願う。訳者あとがきも読み応えあり。再読する時には「ティンパニの一撃」を意識して読みたい。

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