歌劇『ピノッタ』全曲　レッダ＆オペラ・ディスカバリー管、ダッラ・ベネッタ、F.アルミリアート、コロンバーラ、他（2019　ステレオ）

マスカーニ：歌劇『ピノッタ』

若きマスカーニが『紡績工場にて（Folanda）』（1881）と歌曲『君の星（La tua stella）』（1882）を下地にして作品を書き始めるも挫折。ダイトルを『ピノッタ』として1932年に改めて書き直し、サン・レモ劇場で初演。成功を納めましたが、現在では耳にすることの出来ないオペラです。特徴ある美しいメロディが全体的に聴かれ優しい雰囲気を伴う作品です。

＊簡単なあらすじ：19世紀イタリア、ロンバルディア州の紡績工場で陽気な友人たちのなか働く孤児ピノッタ。孤独で内気なピノッタは労働者バルドを愛しているが伝えられません。アンドレアが2人の仲を取り持ち、ピノッタとバルドは結ばれます。

珍しい楽譜の研究と音源制作を通して多くの人々に作品の理解を深めることを目的としたイタリアのレーベル「OPERA DISCOVERY」。レーベルのためののオーケストラ「オペラ・ディスカバリー管弦楽団（Opera Discovery Orchestra）」を組織し、現在望むことのできる最高のアーティスト達と協力、集中して作り上げられた作品達。今後オペラ作品にとどまらず多くの作品を取り上げる予定です。
　解説と作品概要の英語記載あり。歌詞の記載はありませんが、CDに記載されているHPへのアクセスにより入手可能（イタリア語）です。（輸入元情報）

【収録情報】
● マスカーニ：歌劇『ピノッタ』全曲

　シルヴィア・ダッラ・ベネッタ（ソプラノ／ピノッタ）
　ファビオ・アルミリアート（テノール／バルド）
　カルロ・コロンバーラ（バス：アンドレア）、他
　ボローニャ・クアドリクラヴィオ合唱団
　オペラ・ディスカバリー管弦楽団
　フランチェスコ・レッダ（指揮）

　録音時期：2019年6月
　録音場所：ミラノ、アルフレード・キエーザ劇場での録音
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　収録時間：約44分