『ヒロシマの生き残り』、合奏協奏曲、室内協奏曲第２番　デルヴィス＝ブルニアス＆ロイヤル・フィル

マイヤール：ヒロシマの生き残り

ルネ・マイヤールは1955年にローマ賞を受賞、フランスの先進的な作曲家として活躍。『ヒロシマの生き残り』は、実在した「ハマ・キョウコ」の話を元にしたカンタータとでも言うべき作品。彼女は大阪の空襲を避け、広島に避難していた時に原爆被害を受けたという人物です。

【収録情報】
マイヤール：
1.　ヒロシマの生き残り−希望へのメッセージ Op.24（2006-2007）
　（大阪の6歳の子／インターリュード／戦争…／彼女は爆撃から逃げ惑う／彼女は広島に避難先を見つける／深き淵より／暗黒、黒ずんだ皮膚／死に至る雨／戦争に憎悪して生き残る／私たちの願い：生き残ったもの／地球上の豊かな生活）
2.　合奏協奏曲（1961/2003改訂）
3.　室内協奏曲第2番（1959-1960）

　サラ・ジュフロワ（メゾ・ソプラノ：1）
　エレオノーレ・ルメール（ソプラノ：1）
　マリー・プシェロン（メゾ・ソプラノ：1）
　テデイ・エンリ（テノール：1）
　ヴァージル・アンケリ（バス＝バリトン：1）
　エミール・マクドノウ（フルート：2）
　ジョン・アンダーソン（オーボエ：2）
　マイケル・ライト（クラリネット：2）
　ダニエル・ジェミソン（ファゴット：2）
　クリストファー・パークス（フレンチ・ホルン：2）
　ロイヤル・フィルハモニー管弦楽団
　ディオニシオス・デルヴィス＝ブルニアス（指揮）

　録音時期：2009年3月
　録音場所：ロンドン、カドガン・ホール
　録音方式：デジタル（セッション）
　プロデューサー：ルネ・マイヤール
　エンジニア：トニー・フォークナー
　アシスタント・エンジニア：スザナ・ヴァレンテ