ヨーゼフ・マイセダー:ヴァイオリン協奏曲集
ウィーン・フィルのメンバーであるライムント・リシーは、オーストリアの知られざる作曲家ヨーゼフ・マイセダーの作品の復刻に尽力しています。11歳で公開コンサートを開くほどに若い頃から才能を認められていたマイセダーは1836年にホーフブルク宮殿のヴァイオリニストとして活躍しました。教師としても有能で、ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンストを始めとする名手たちを育てています。数多くのヴァイオリン作品を残しましたが、残念なことに現代ではほとんど演奏される機会がなく、リシーの手によって作品が蘇演されることで、現代の聴き手も彼の名に目を留める機会が増えてきました。これまでに弦楽四重奏曲、ヴァイオリン小品集がリリースされましたが、ついに華麗なヴァイオリン協奏曲集の登場です。この録音のために結成された「ヨーゼフ・マイセダー管弦楽団」をバックにリシーが納得の演奏を聴かせています。(輸入元情報)
【収録情報】
マイセダー:
● ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.22 (1813)
● ヴァイオリン協奏曲第3番ニ長調 Op.28 (1811)
● ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 Op.53 (1835)
ライムント・リシー(ヴァイオリン)
ヨーゼフ・マイセダー管弦楽団
ヘルムート・ツェートナー(指揮)
録音時期:2017年11月2-5日
録音場所:ウィーン、Casino Baumgarten
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)