マイケル・モーパーゴ

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戦火の馬

マイケル・モーパーゴ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566024182
ISBN 10 : 4566024180
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
206p 19cm(B6)

商品説明

アカデミー賞最有力候補と噂されるスティーブン・スピルバーグ監督最新作。

【公開情報】
◆全米12月28日公開予定/日本公開2012年3月2日予定/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
◆全米公開を前に、早くもアカデミー賞最有力候補のよび声高い「戦火の馬」は詩情豊かな映像美と雄大な音楽で綴る、信念と希望と不屈の精神の物語。第1次大戦を舞台に描かれる感動の物語はまずはロンドンとブロードウェイミュージカルで大評判となり(トニー賞5部門受賞)、舞台をみて感動したスピルバーグが映画化を熱望。見るものすべての勇気を与えてくれる名作が誕生した。壮大なスクリーンを全編にわたって彩るのは大御所ジョン・ウィリアムズの圧巻のスコア。なぜジョン・ウィリアムズが巨匠コンポーザーと言われるのか、誰もが理由を納得するであろう完成度の高い音楽を収録。

内容詳細

私の名はジョーイ。愛する少年との穏やかな農場暮らしを後にして、最前線に送られてきた。そこで眼にした光景は…。私は駆ける、戦場を。愛する少年との再会を信じて、駆け抜ける。

【著者紹介】
マイケル・モーパーゴ : 1943年、イギリスのハートフォード州生まれ。ロンドン大学キングズ・カレッジ卒業。小学校教師を経て作家となり、とりわけ児童文学作品を数多く発表。この分野で、現代イギリスを代表する作家としての地位を確立している。2003〜2005年桂冠児童文学作家

佐藤見果夢 : 1951年、神奈川県生まれ。明治大学文学部卒業。公立図書館に勤務ののち、絵本や児童文学の翻訳にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kawai Hideki さん

    山手線で劇場版の宣伝をみて気になっていたら、原作本が図書館のオススメに取り上げられていたので借りてきた。戦争で軍馬として徴収された馬と、その馬を手塩にかけて育てた少年とが奇跡の再開を果たすお話。激しい戦場でのエピソードを、馬の目線で語らせているのが新鮮。馬という中立的な存在ゆえに、イギリス、ドイツの両陣営を行き来して前線の兵士の心情の吐露を聞いたり、戦場になったフランスの農民の悲しみに耳を傾ける事になる。戦争終結後の軍馬に対する処置がこれまた過酷で、それに対する怒りが本作誕生のきっかけ。

  • はる さん

    読み終わって静かに感動。多くの別離を乗り越えた後の、温かなラストシーン。語り手は馬のジョーイ。馬がこれほど知性的かという議論は置いといて(作者が訴えたいのはそこではないし)、彼の視線を通して描かれる戦場の人間達、仲間の馬たちの過酷な運命に胸が痛みます。一見、意地悪で口の悪い雷軍曹のセリフもいちいち泣かせます。いい作品でした。

  • ぶんこ さん

    戦争シーンで馬が出てきますが、今まで馬の立場になって観たことがなかったので、かなり衝撃でした。イギリスで農耕馬だったジョーイが売られて戦地に赴く。ジョーイの目線で物語が語られるのが、すごく自然で、馬にとってぬかるみや砲弾の音、寒さ、湿気、人間からの温かい言葉かけが、いかに大事かを思い知ります。初めての飼い主アルバートからニコルズ大尉、ワレン、フランスの農家の子エミリーとおじいさん、そしてアルバートの元に戻るまでの戦争の悲惨さと、馬を愛する人々との感動の物語でした。映画を観ていないので、今から調べます。

  • ゆりあす62 さん

    図書館本。★★★★☆ 読友さんのご推薦。とても素敵な作品。馬への愛情が感じられ温かい気持ちになれる。

  • ころりんぱ さん

    時は第一次世界大戦。主人公は馬のジョーイ。馬目線とはとっても新鮮だった。人間が勝手に始めた戦争に、運搬用、騎馬用として遠くの地まで多くの馬が駆り出され、砲弾に怯え怪我や病気に苦しんでいたということがよく分かった。戦争にどんどん巻き込まれて行くこと、自分の意思でそれに抗うことができないこと、使い捨ての駒のように多くの馬が倒れていくこと、馬の物語を追いつつ、ふと、人間にとっても同じ状況だったんだなと思った。ジョーイが出会った優しい人間たちとの関係が読みどころ。いいお話だった。

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