ペトリディス、ペトロス(1892-1977)

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CD 輸入盤

皇帝コンスタンティノス・パレオロゴスのためのレクィエム、交響曲第3番『パリジャン』、他 バイロン・フィデツィス&ソフィア・アマデウス管弦楽団(2CD)

ペトリディス、ペトロス(1892-1977)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8574354
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ペトリディス:皇帝コンスタンティノス・パレオロゴスのためのレクィエム

トルコのカッパドキア近郊出身の作曲家ペトロス・ペトリディス。イスタンブールの高校を卒業し、1911年からパリで法律を学ぶも翌年からバルカン戦争に従軍。帰還後は音楽家を目指し、ほぼ独学で作曲技法を習得しました。1913年にはギリシャに帰化、その後はパリとアテネを行き来しながら音楽評論家として活躍。中世ビザンチン聖歌を用い、複雑なポリフォニーを駆使した作品を書くことで知られています。
 この『皇帝コンスタンティノス・パレオロゴスのためのレクィエム』は実在した中世の皇帝コンスタンティノス11世[1405-1453]のために書かれ、ビザンチン帝国の終焉を悼む悲痛な曲想ではじまり、やがて高揚するフィナーレへと至ります。かたや『交響曲第3番』は第3楽章にメヌエットが置かれたフランス風のエスプリが効いた音楽。第2楽章の美しいチェロの旋律が耳に残ります。合奏協奏曲はバロック期の様式の中に現代的な語法を採り入れた音楽です。(輸入元情報)

【収録情報】
ペトリディス:
1. 皇帝コンスタンティノス・パレオロゴスのためのレクィエム(1953-64)
2. 交響曲第3番ニ短調『パリジャン』(1941-43 rev.1944-46)
3. 合奏協奏曲 Op.11〜管楽合奏とティンパニのために(1929)


 ソフィア・キャニドゥー(ソプラノ)
 テオドーラ・バーカ(メゾ・ソプラノ)
 アンゲロ・シモス(テノール)
 クリストフォロス・スタンポーリス(バス)
 ゴールデン・ヴォイシズ・オブ・ルセ
 ソフィア・メトロポリタン・ゴールデン・ヴォイシズ
 ニコラオス・マンツァロス・ウィンド・アンサンブル
 ソフィア・アマデウス管弦楽団
 バイロン・フィデツィス(指揮)

 録音時期:2006年1月9-11日&7月23,24日(1) 2006年1月9-11日(2) 1989年3月19日&4月1日(3)
 録音場所:ソフィア、ブルガリア・ホール(1,2) アテネ、スタジオ・シエッラ(3)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 世界初録音
 全てバイロン・フィデツィス[1945-]による復元版

収録曲   

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このCDはペトロス・ペトリディスの作品集で...

投稿日:2022/06/30 (木)

このCDはペトロス・ペトリディスの作品集です。 ペトリディスはギリシャの作曲家で20世紀に活躍した人物です。 このCDはオーケストラを伴った作品を3つ収録しています。 メインとなるのは『皇帝コンスタンティノス・パレオロゴスのためのレクイエム』という作品です。 ペトリディスの作品は現代的要素を取り入れつつ、ギリシャ的なメロディを取り入れたつまり国民学派にも通づるような聴きやすい作品です。 これは『交響曲第3番』や『合奏協奏曲』もそうです。 指揮は全曲、バイロン・フィデツィスで、オケは、レクイエムと交響曲が、ソフィア・アマデウス管弦楽団、合奏協奏曲はニコラウス・マンツァロス・ウィンド・アンサンブル。 フィデツィスは近年ナクソスにギリシャの作曲家の録音を吹き込んでいる指揮者。 ソフィア・アマデウス管の演奏は、2006年の録音で、知られてないオケながらも非常に熱の入った演奏であり、なかなか良かった。 レクイエムの声楽陣も聴きごたえあり。 合奏協奏曲は1989年録音で元々別のレーベルの録音だったらしいが、今回新しくこの盤に入れられたもの。 ニコラウス・マンツァロス・ウィンド・アンサンブルの演奏は作品を知るには問題ないが、ソフィアのオケ程の熱意はないと思う。 録音はどれも綺麗な音質だ。

レインボー さん | 不明 | 不明

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