ベートーヴェン(1770-1827)

人物・団体ページへ

DVD

【中古:盤質B】 交響曲第9番『合唱』 バーンスタイン&VPO、ジョーンズ、ヴァーレット、ドミンゴ、タルヴェラ

ベートーヴェン(1770-1827)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
B
特記事項
:
帯なし
コメント
:
レーベル面曇りキズ
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
DLVC1156
レーベル
日本
画面サイズ
通常
カラー
フォーマット
DVD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

バーンスタイン、ウィーンの『第9』1970

ベートーヴェン生誕200年を記念してウィーンのコンツェルトハウスでおこなわれた演奏会のライヴで、10年以上前にLDで発売されたきり、長らく輸入ビデオでしか入手することができなかった貴重な映像がついにDVD化されました。
 世界各地でさまざまな記念コンサ−トが催されたこの1970年の「ベートーヴェン・イヤー」には、ウィーン祝祭週間(ウィーン芸術週間)最大の目玉と評された歌劇『フィデリオ』公演を振って絶賛されるなど、この時期ウィーンで「ベートーヴェン三昧」の毎日を送っていたバーンスタイン。山崎浩太郎氏による解説によれば、祝祭週間のひと月ほど前に収録されたとされるこの『第9』からも、そんなバーンスタインの充実した気力を感じ取ることができます。
 1966年に国立歌劇場にヴェルディの『ファルスタッフ』で初登場、カラヤンを失って消沈するウィーンに新風を送り込み、68年の『ばらの騎士』の大成功でその名声をとどろかせたバーンスタインとしても、「音楽の都ウィーン」の奥義ともいうべきベートーヴェンを指揮するにあたっては、やはり内心期するところがあったのでしょう、伝説的な名コンマス、ヴィリー・ボスコフスキーが率いるウィーン・フィルを前に、まるで一歩一歩と踏み締めるかのような重厚なアプローチをみせていることが非常に印象的。もちろん、音楽の進行につれて指揮ぶりも次第に熱を帯び、第3楽章では思わず第2主題を口ずさんでしまうなど、作品への熱烈な共感を隠そうとせず、むしろ積極的に解放することで演奏者も聴衆も自らのペースに巻き込んでしまう、この指揮者ならではの音楽造りは健在です。
 4人のソリストも満点の聴き応えで、その巨体から生み出される圧倒的な余裕にみちた歌唱が凄いタルヴェラ、そのタルヴェラに負けない張りのある美声を聴かせるドミンゴ(その若々しさにびっくり)が特に印象的、最盛期だったジョーンズの美声も強大です。
 なお、当演奏会は作曲者の生誕記念ということで、舞台中央の上方、まるで演奏者と聴衆を見下ろすかのような位置にベートーヴェンの胸像が置かれ、コーラスが並ぶひな壇と背景にもブルーの幕が張られるなど、一般的なコンサートとは異なる雰囲気。演奏終了後も、バーンスタインはまるでベートーヴェンの胸像に黙礼するかのように2,3度うなずくと、客席を振り返ることもなくいったん舞台を去り、ふたたび登場して改めて聴衆の喝采に応えるなど、この演奏会がベートーヴェンへの奉納という特別な意義のあるものだったことを強く印象付けます。
 画質は時おり収録年代をのぞかせるものの、カラーでほぼ安定しており、音質もモノラルながら聴きやすい状態です。

・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』

 ギネス・ジョーンズ(S)
 シャーリー・ヴァーレット(M)
 プラシド・ドミンゴ(T)
 マルッティ・タルヴェラ(B)
 ウィーン国立歌劇場合唱団

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 レナード・バーンスタイン(指揮)

 収録:1970年 ウィーン、コンツェルトハウス[ライヴ]

 ディレクター:ハンフリー・バートン

 収録時間:78分
 画面:カラー、4:3
 音声:リニアPCMモノラル
 日本語字幕付き
 NTSC
 Region 2

ビデオクリップ1

このアイテムはビデオクリップ1をご覧いただけます。
273k 視聴方法は こちら

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
他の方も書いていらっしゃいますが、バーン...

投稿日:2010/06/20 (日)

他の方も書いていらっしゃいますが、バーンスタインも凄いが、それ以上にボスコフスキーが凄い!ニューイヤーコンサートの時の柔和な顔とは別人の、怖い顔でウィーンフィルを仕切っている姿が印象的です。タルヴェラの堂々とした入りも良いですが、ドミンゴとの二重唱の部分も聴きものです。 でも、何でアメリカ版(リージョン1)で出た時はステレオだったのに、国内版はモノなのでしょう?それで星1つ減点です。

THUD さん | 東京都 | 不明

1
★
★
★
★
★
録音の影響かもしれないですが、重厚感では...

投稿日:2008/07/31 (木)

録音の影響かもしれないですが、重厚感では79年の第九をも上回る、非常に迫力ある演奏です。ボスコフスキーをはじめ、古き良き「ウィーン・フィル」の面々がそろっている大変贅沢な映像記録です。これは買いですよ。

なにわん さん | 大阪 | 不明

0
★
★
★
★
★
映像作品としてはバーンスタインが主役だろ...

投稿日:2006/10/18 (水)

映像作品としてはバーンスタインが主役だろうが、誇り高きコンサートマスター、ボスコフスキーの勇姿がより強く印象に残る。NHKのカラヤンVPO来日公演の映像でも感じたが、ボスコフスキーは本当にすごかった。

風呂敷 さん | 東北 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

プロフィール詳細へ

関連するトピックス

音楽 に関連する商品情報

おすすめの商品