ベートーヴェン(1770-1827)

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【中古:盤質AB】 交響曲第9番『合唱』、他 クーベリック&NPO(1974年ステレオ)

ベートーヴェン(1770-1827)

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AB
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BBCL4071
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CD
その他
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輸入盤

商品説明

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クーベリックによるクレンペラー追悼公演!

1974年1月14日ステレオ録音。半年前に逝去したオットー・クレンペラーが亡くなるまで楽団会長を務めたニュー・フィルハーモニア管弦楽団を、ラファエル・クーベリックが指揮した追悼コンサートの模様を収録した貴重なアルバム。

 このメモリアル演奏会にクーベリックが招かれた経緯はつまびらかではありませんが、実演では生前のクレンペラーと同じくヴァイオリン両翼型の配置を取るクーベリックが、あるいは“クレンペラー以後”を模索しているオケに配慮してのことでしょうか、通常のオーケストラ配置を採用しているのが興味深いところですが、ともあれ、今世紀屈指と謳われた大指揮者を偲ぶにふさわしい力のこもった演奏を聴かせています。

 冒頭に置かれたモーツァルトの《フリーメイスンの為の葬送音楽》をきわめて荘重に締めくくったあと、ベートーヴェンの第1楽章がまるで在りし日のクレンペラーを思わせる巨大な造型で開始されますが、曲の進行に沿って徐々に熱気を帯びてゆくクーベリックならではの音楽が次第に全体を支配してゆきます。特に終楽章は、オケ、コーラス、独唱とも尋常ではない力の入りようを見せ、コーダ部分では白熱的な追い込みを聴かせます。

 音質も、多少遠いもののほぼ明瞭で、力強いコーラスが広い会場いっぱいに歪みなく響く様子がクリアに捉えられています。

■モーツァルト:フリーメーソンの為の葬送音楽
■ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》

マーガレット・プライス(S)
イヴォンヌ・ミントン(Ms)
ヴェルナー・ホルヴェーク(T)
ノーマン・ベイリー(Br)
ニュー・フィルハーモニア合唱団
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ラファエル・クーベリック(指揮)

1974年1月14日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのステレオ録音(ライヴ)

総合評価

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まず冒頭の『フリーメーソンの為の葬送の音...

投稿日:2010/06/20 (日)

まず冒頭の『フリーメーソンの為の葬送の音楽』に胸が熱くなります。 ベートーヴェンの権威として圧倒的存在感を誇った大指揮者を追悼するには“第9”はぴったりの選曲といえましょう。 タクトを任されたクーベリックは次第にラファエル節を展開してゆきます。 第四楽章の結尾部の最後の合唱でテンポを上げ、テンポを落としてコーダに入って終わるスタイルは、知る限りではクーベリックとクレンペラーだけのものです。 その熱い感動に天国のクレンペラーもさぞ喜んだことでしょう。

指揮者ヲタク さん | 東京都 | 不明

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第9もすばらしいが、「フリーメースン」は...

投稿日:2009/08/17 (月)

第9もすばらしいが、「フリーメースン」はその上を行く。 なんというスゴい音楽だろう! 冒頭の数小節ですでに毛穴が縮むのを覚える。 まるでクレンペラーの魂が楽員にのり移ったかのようだ。 いや、そんな月並みな表現で片付けられる類の音楽ではないだろう。 また、74年のライヴ録音がそのスゴさを正確に記録しているのも奇跡としか言いようがない。 この演奏はまさに人類の宝である。

ayanyan さん | 千葉県 | 不明

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極めて充実した雄大な広がりを感じさせる稀...

投稿日:2008/11/26 (水)

極めて充実した雄大な広がりを感じさせる稀有の名演。NPOのホルン、合唱のうまさも特筆される。クーベリックの最も円熟し活力をもっていた時期の貴重な記録と考えられる。BRSOとのスタジオ録音(DG)と並んで小生の第九の定番となろう。録音もコンサートの雰囲気をよくとらえたもので良好。これがクレンペラーの追悼コンサートであることが一段と感慨を新たにさせる。

音楽人 さん | 川崎市 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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