ベートーヴェン(1770-1827)

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【中古:盤質A】 交響曲第5番『運命』、第6番『田園』 ヴァント&北ドイツ放送交響楽団(1992年ライヴ)

ベートーヴェン(1770-1827)

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A
特記事項
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SACD(ハイブリッド),帯付
コメント
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ライヴ録音:1992年10月(ハンブルク、ムジークハレ)
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基本情報

ジャンル
カタログNo
SICC10134
日本
フォーマット
SACD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

DSDマスタリング・エディション
ヴァント&北ドイツ放送交響楽団/ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』&第6番『田園』[1992年ライヴ]


ヴァント生誕100年・没後10年記念
DSD最新リマスタリング&SACDハイブリッド仕様(日本のみの発売)

眼光紙背に徹するヴァントの『運命』『田園』
ヴァントは、第2次大戦後、ケルンでベートーヴェンの交響曲を取り上げた際、楽譜に施されたロマン派的な改変を廃し、作曲者が書いた通りに演奏して高く評価されました。1992年10月の北ドイツ放送響との定期演奏会で取り上げた『運命』『田園』の2曲は、そうしたヴァントのベートーヴェン巡礼の終着点ともいうべきもので、一つ一つの音符を吟味し尽くすことによってこの聴きなれた有名交響曲で驚くほど新鮮な解釈を成し遂げています。『運命』はヴァント3回目の、『田園』は2回目の、そしていずれも最後の録音で、初出オリジナルカップリングでは久しぶりの復活です。(SONY/RCA)

【収録情報】
ベートーヴェン
・交響曲第6番ヘ長調作品68『田園』
・交響曲第5番ハ短調作品67『運命』
 北ドイツ放送交響楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)
 録音時期:1992年10月11日(第6番)&12日(第5番)
 録音場所:ハンブルク、ムジークハレ
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 DSD MASTERING
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

収録曲   

  • 01. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」 T.田舎に着いて起こる、ほがらかな気分の目覚め
  • 02. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」 U.小川のほとりの情景
  • 03. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」 V.農夫たちの楽しい集い
  • 04. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」 W.雷雨、嵐
  • 05. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」 X.牧人の歌、嵐のあとの喜ばしい感謝に満ちた気持ち
  • 06. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」 T.Allegro con brio
  • 07. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」 U.Andante con moto
  • 08. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」 V.Allegro
  • 09. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」 W.Allegro

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奇をてらうことなく、これら名曲の本質を突...

投稿日:2020/09/22 (火)

奇をてらうことなく、これら名曲の本質を突いた名演。純器楽的とも、あるいは(場合によっては都合の良い逃げ口上にもなり得る)純精神論的とも違う音楽的な何かが、この指揮者の手によって見事に表現されています。スタジオ録音の全集盤も素晴らしいですが、こちらのライブ盤ではより豊かな広がりを感じます。単なるコマーシャル且つ軽薄な巨匠風味とは明らかに一線を画す、どこまでも気品に満ちた一途な音楽だと思います。

H.N さん | 栃木県 | 不明

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ヴァントの音楽を聴いていると心安らかにな...

投稿日:2020/09/13 (日)

ヴァントの音楽を聴いていると心安らかになる。一音一音しっかり聴こえるからだ。鳴っているかいないか耳を澄まさないとわからないようなものはヴァントにはない。じじいになって耳が遠くなりかけるとヴァントのありがたみがよくわかる。ただこの田園の方は誰が聴いてもいいと思うのではなかろうか。小気味よく進められるが決して先を急がず、ベームVPOのようなキラキラした響きはないが、ベートーヴェンの音楽そのものをよく聴かせてくれる。5番は好みの問題。終始ヴァントの音楽。テンポもよく聴きやすいのは田園の場合と変わらない。ただこの曲にはフルトヴェングラー、クライバーはじめ名盤が多い。自然自分ももっと泥臭い演奏を求めてしまっている。評点は好みで、田園は★5つ、運命は★4つ、四捨五入して★5つ

ゆっきー さん | 千葉県 | 不明

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ヴァントと言えば、最晩年の神々しいまでの...

投稿日:2012/03/04 (日)

ヴァントと言えば、最晩年の神々しいまでの崇高な超名演を成し遂げたこともあって、どうしてもブルックナー指揮者のイメージが付きまとうところだ。これは、朝比奈にも共通することであると思われるが、ヴァントにしても朝比奈にしても、ブルックナーだけでなく、ベートーヴェンやブラームス、シューベルトの楽曲においても、比類のない名演の数々を成し遂げていることを忘れてはならないだろう。ヴァントによるベートーヴェンの交響曲の演奏としては、何と言っても1980年代に、手兵北ドイツ放送交響楽団とともにスタジオ録音した唯一の交響曲全集(1984〜1988年)が念頭に浮かぶ。当該全集以前の演奏もテスタメントなどによって発掘がなされているが、ヴァントのベートーヴェン演奏の代表盤としての地位にはいさかも揺らぎがないと言える。しかも、当該全集については、現在では入手難であるが、数年前にSACDハイブリッド盤で発売されたこともあり、ますますその価値を高めていると言っても過言ではあるまい。本盤におさめられたベートーヴェンの交響曲第5番及び第6番の演奏は、1992年に北ドイツ放送交響楽団とともにライヴ録音したものである。本演奏と同様に、前述の全集以降は、第1番〜第4番のライヴ録音も行っただけに、残る第7番〜第9番の録音を果たすことなくこの世を去ってしまったのは極めて残念なことであったと言える。それはさておき、本盤の演奏も素晴らしい名演だ。前述の全集も、ヴァントの峻厳な芸風があらわれたいかにもドイツ色の濃厚な名演揃いであったが、いささか厳格に過ぎる造型美や剛毅さが際立っているという点もあって、スケールがいささか小さく感じられたり、無骨に過ぎるという欠点がないとは言えないところだ。それに対して、本盤の演奏は、おそらくはヴァントの円熟のなせる業であるとも思われるところであるが、全集の演奏と比較すると、堅固な造型の中にも、懐の深さやスケールの雄大さが感じられるところであり、さらにグレードアップした名演に仕上がっていると言えるのではないだろうか。もちろん、華麗さなどとは無縁の剛毅さや無骨さは相変わらずであるが、それでも一聴すると淡々と流れていく曲想の端々からは、人生の諦観を感じさせるような豊かな情感が滲み出していると言えるところであり、これは、ヴァントが晩年になって漸く到達し得た至高・至純の境地と言えるのではないかと考えられるところだ。そして、演奏全体に漂っている古武士のような風格は、正に晩年のヴァントだけが描出できた崇高な至芸と言えるところであり、本演奏こそは、ヴァントによるベートーヴェンの交響曲第5番及び第6番の最高の名演と高く評価したいと考える。音質は、1992年のライヴ録音であるだけに、従来CD盤でも十分に満足できる音質であったが、今般、ついにSACD化されたのは何と言う素晴らしいことであろうか。音質の鮮明さ、音場の幅広さのどれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。いずれにしても、ヴァントによる至高の名演を、SACDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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