ベルリオーズ(1803-1869)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

【中古:盤質A】 レクィエム ド・ビリー&ウィーン放送響、他

ベルリオーズ(1803-1869)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
A
特記事項
:
2枚組み,EU盤,ケースすれ
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
OC906
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

俊英ベルトラン・ド・ビリーによる
ベルリオーズ:レクィエム

ワーグナーの『ニーベルングの指環』や、トマの『ハムレット』のDVD、一連のモーツァルトのオペラCD、シューベルトのグレート、ロジェとのラヴェル、アラーニャとのベルリオーズなどの成功により高い評価を獲得している注目の指揮者、ベルトラン・ド・ビリーがベルリオーズの大作、レクィエムをとりあげました。
 ご承知のようにこの作品は、音楽の長大な規模もさることながら、16台のティンパニ、4組の別働金管バンドが活躍する巨大な演奏陣が織りなす広大な表現レンジに特色があり、ともすると締りのないことになりかねない難物でもありますが、ワーグナーの巨大作品で見事な手綱捌きをみせたビリーだけに、ベルリオーズの特色でもある、オスティナートの扱いなどに躍動感あるアプローチが期待できます。
 組み合わせが、歌曲集『クレオパトラの死』と、序曲『ローマの謝肉祭』というのも気が利いており、このアルバムだけでもベルリオーズの多彩な魅力に迫ることができる内容となっています。
 レクィエムにジュゼッペ・サバティーニ、『クレオパトラの死』にヴィオレッタ・ウルマーナという有名どころの歌手が起用されているのもポイントです。

ベルリオーズ
・レクィエム(死者のための大ミサ曲) op.5[82:26]
 1. Requiem et Kyrie 10:23
 2. Dies irae 12:47
 3. Quid sum mi ser 03:21
 4. Rex tremendae 05:57
 5. Quaerens me 04:40
 6. Lacrimosa 09:47
 7. Offertorium 09:56
 8. Hostias 03:14
 9. Sanctus 10:00
 10. Agnus Dei 12:21
 2003年4月21日 ウィーン・コンツェルトハウス、ウィーン復活祭音楽祭でのライヴ
 プロデューサー:マルゴルツァータ・クラゴーラ(ORF)
 エンジニア:アントン・ライニンガー(ORF)

・カンタータ『クレオパトラの死』[21:36]
 Allegro vivace con impeto 01:39
 Recitativo: “C’en est donc fait!” Moderato 01:50
 Lento cantabile – “Ah! qu’ils sont loin ces jours” 05:42
 Recitativo: “Au comble des revers” Moderato 01:21
 Méditation:Largo misterioso –“Grands Pharaons” 04:52
 Allegro assai agitato – “Non! …non, de vos demeures” 03:08
 Allegro non troppo – Recitativo misurato: “Dieux du Nil” 03:04
 2003年8月18日 ザルツブルク祝祭小劇場、 ザルツブルク音楽祭でのライヴ
 プロデューサー:ニコル・ブルナー
 エンジニア:ヴァルター・ザイラー

・序曲『ローマの謝肉祭』 op.9
 Allegro assai con fuoco 08:47
 2004年1月、ORFスタジオでの録音
 プロデューサー:フローリアン・ローゼンシュタイナー(→オフィシャル・サイト
 エンジニア:アントン・ライニンガー(ORF)

ジュゼッペ・サバッティーニ(T)
ヴィオレッタ・ウルマーナ(Ms)
ウィーン国立歌劇場合唱団、
ウィーン・ジングアカデミー
ウィーン放送交響楽団
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Grande messe des morts, Op. 5
  • 02. Grande messe des morts, Op. 5
  • 03. Grande messe des morts, Op. 5
  • 04. Grande messe des morts, Op. 5
  • 05. Grande messe des morts, Op. 5
  • 06. Grande messe des morts, Op. 5
  • 07. Grande messe des morts, Op. 5
  • 08. Grande messe des morts, Op. 5

ディスク   2

  • 01. Grande messe des morts, Op. 5
  • 02. Grande messe des morts, Op. 5
  • 03. La mort de Cleopatre
  • 04. La mort de Cleopatre
  • 05. La mort de Cleopatre
  • 06. La mort de Cleopatre
  • 07. La mort de Cleopatre
  • 08. La mort de Cleopatre
  • 09. La mort de Cleopatre
  • 10. Le carnaval romain Overture, Op. 9

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
☆
☆

3.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
あまり私自身、ベルリオーズ「レクイエム」...

投稿日:2010/07/20 (火)

あまり私自身、ベルリオーズ「レクイエム」を聴き慣れている者ではありませんがベルトラン・ド・ビリーが首席を受け持つVRSOを指揮してサバティーニのテノールその他の合唱団を配してのこの大曲を偶々聴きましたのでコメントする次第です。演奏タイムとしては区分はHMVトラック順に従って見ますと@10’19A12’44B3’20C5’51D4’38E9’44F9’50G3’16H9’59I12’29となって先ずトータル的にはミュンシュ等現役盤と大差ないと思います。周知のようにこの曲十数台のティンパニーや管楽器他別働隊も動員という規模の大きさで正直しんどい処も私にはありますが2003年ライブ録音での当時38歳頃のド・ビリーはよくコントロールして仕上げて行きます。トップのレクイエム・キリエはゆっくり低くスタート、管楽器のファンファーレより合唱が入って来て時にはヴェルディを思わせる部分も(ベルリオーズ「レクイエム」作曲は1830年代、ヴェルディ「レクイエム」作曲は1870年代と言われています)・・・静かに終わります。続くディエス・イラエでは低音弦と対照的な女声合唱、そしてギッコラ・ドッコイショ的なフレーズも経て次第に様子が変化、若干切羽詰った雰囲気の下に管楽器群の合いの手から膨大なマグマが吹き出て沈静化するも例のティンパニー群の凄さ・・・この辺りはド・ビリーの色彩感覚も素晴らしい処でしょう。六番目のラ・クリモザ・・・烈しいオーケストラの出だしからアクセントを繰り返しつけて力強い合唱・・・印象的な楽章、ここでもあのティンパニーが添えらやがて堂々と終わります。九番目サンクトスでは静かな序奏からテノール独唱が入ります、ややもうひとつ食い足りない感じもしましたがフーガ合唱で持ち直します。最後アニュイスデイは途切れつつ美しい男声合唱が半音階的に叫びます。ティンパニーのゆっくりした拍子取りに呼応して合唱が流れます。ド・ビリーは何となくその活動を見ていますと派手な振舞いが多いのですが、本盤では全体私にはあまり暑苦しくない演奏になって好感を持ちました。「クレオパトラ・・・」は聴いておりませんので当面OKランクで押えておきましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

0

関連するトピックス

音楽 に関連する商品情報

おすすめの商品