フランスの人気作曲家
ベッファの静謐で美しい作品集
フランスの作曲家カロル・ベッファの作品集。非常に繊細な響きが魅力で、静かな映画音楽のような風合いもあわせもつ作品です。フランスの魅惑のメゾ、デエやアンサンブル・コントラスト、さらに「naive」からのリリースも注目されている若手ハープ奏者エマニュエル・セイソンという豪華布陣による演奏です。
ベッファは幼い頃は子役俳優として活躍、15ほどの映画への出演履歴を持ちます。そのかたわら音楽をはじめ、ケンブリッジでは哲学を学ぶなど、幅広い人物。ピアニスト、即興家、そして作曲家として活躍しています。トゥールーズ=キャピトル国立管弦楽団では2006〜09年コンポーザー・イン・レジデンスを務め、その間に書いたヴァイオリン協奏曲をルノー・カプソンが、そしてピアノ協奏曲をベレゾフスキーが初演しています。2014年開催の国際音楽祭NIPPONでは諏訪内晶子がその作品を初演するなど、注目度も高まっている作曲家です。(キングインターナショナル)
【収録情報】
ベッファ:
● ヴィオラと弦楽オーケストラのための協奏曲
● ハープと弦楽オーケストラのための協奏曲
● 『ダーク』〜ピアノと弦楽オーケストラのための
● 『薄暗い夜』〜声と弦楽オーケストラのための
● 『迷路』〜弦楽オーケストラ(そしてハープ)のための
● 『虹』〜ピアノと弦楽オーケストラのための
カリーヌ・デエ(メゾ・ソプラノ)
エマニュエル・セイソン(ハープ)
カロル・ベッファ(ピアノ)
アンサンブル・コントラスト
アルノー・トロット(ヴァイオリン、ヴィオラ)
アントワーヌ・ピエルロ(チェロ)
ヨハン・ファルジョ(指揮)
録音時期:2013年2月
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)