プフォール:ピアノ作品集
ドイツを代表する音楽評論家の一人、フェルディナント・プフォールのピアノ曲集。「ライプツィヒ王国時報」紙や「ライプツィヒ日報」紙に音楽評論を寄稿し、やがて「ハンブルク報知」紙の音楽評論を担当。彼の音楽批評は高く評価され、当時の音楽愛好家たちから重用されました。
彼自身の作品は、後期ロマン派の手法を採りながらも、しばしば印象派の作品を思わせる大胆なハーモニーが用いられており、ユニークな味わいを有しています。またグリーグの旋律を用いた北欧風狂詩曲『ハグバルト』を作曲するなど、グリーグにはとりわけ強い憧れを抱いており、組曲『海の絵』にもグリーグ作品を思わせる神秘的な雰囲気が漂っています。(輸入元情報)
【収録情報】
プフォール:
● 組曲『海辺の絵』 Op.8 (1892)(海の光 - 波を狩る/砂丘で/荒野 - 牧歌/名前のない墓地で/キスの谷/創作主題によるフリジアの踊りの情景)
● エレジー組曲 - ピアノのための5つの小品 Op.11 (1894)(前奏曲/エレジー/楽興の時/ボヘミア風スケルツォ/ロシア風幻想曲)
● グリーグの主題による北欧風狂詩曲『ハグバルト』 (1882)
ヤミナ・ガール(ピアノ/スタインウェイ、モデルD)
録音時期:2016年11月24-26日
録音場所:DLF Kammermusiksaal, Cologne, Germany
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
世界初録音