ブルク:管弦楽作品集 第1集
ウクライナのハリコフで生まれ、1974年からはフィンランドに在住する作曲家ブルク。専ら「タンゴ」の作曲家として知られますが、彼の作品の中で最も重要な位置を占めるのは、18曲ある交響曲と、ユダヤ教のテーマに基づく作品、そして第2の故郷とも言えるフィンランドの神話「カレリア」に触発された作品群です。
このアルバムには2曲の交響曲を収録。ピアノを伴う交響曲第17番『人生の喜びに』は、度重なる障害を乗り越えた彼自身の自伝的な作品で、賑やかな終楽章が勝利を表しています。交響曲第18番はラトビアに伝わるユダヤの民謡がモティーフであり、ラトビアの家から追放されたという彼の祖父母に敬意を払って書かれた作品です。変奏曲形式による終楽章は神秘的な美しさに溢れています。(輸入元情報)
【収録情報】
ブルク:
1. 交響曲第17番『人生の喜びに』 (2016)
2. 交響曲第18番『ダウガフピルス』 (2017)
ゲルトゥルダ・ジェリョーメンコ(ピアノ:1)
アンダ・エグリーテ(コクル=クアクレ:2)
リエパーヤ交響楽団
マーリス・クプチス(指揮)
録音時期:2017年1月9-11日(1)、2017年9月5-8日(2)
録音場所:Great Amber Concert Hall, Liepaja, Latvia
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
初録音