CD 輸入盤

交響曲第2番、大学祝典序曲 ヘルベルト・ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管弦楽団

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PTC5186851
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


なんと自然体で美しい響き。
巨匠ブロムシュテットが全身全霊で振ったブラームスの交響曲第2番と大学祝典序曲!


1927年生まれのヘルベルト・ブロムシュテット。現役最高齢の巨匠がライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とライヴで録音を進めているブラームスの交響曲プロジェクト。当アルバムには交響曲第2番と大学祝典序曲を収録しております。ブロムシュテットは1998年から2005年の7年間に渡ってライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のシェフを務め、その後当団の名誉指揮者として定期的に指揮台に立っており、絶大な信頼を獲得しています。
 交響曲第1番とは対照的に伸びやかで牧歌的な交響曲第2番ですが、ブラームス自身は「こんなにも悲しいものは書いたことがない」と語っており、その内に秘めたブラームスの思いを自然体に表現した名曲です。カップリングは「スッペ風のポプリ」とブラームス自身が呼んだ『大学祝典序曲』。ブロムシュテットはオーケストラの色彩感を引き出した渾身の演奏を披露。ことに弦楽器の美しさは格別で、キャリア60年以上の指揮者が生命を呼び覚ますような魂のこもった演奏を聴かせてくれます。
 レコード芸術特選盤をはじめ各誌で絶賛されている交響曲第1番と悲劇的序曲も大好評発売中です。(輸入元情報)

【収録情報】
ブラームス:
● 交響曲第2番ニ長調 Op.68 (1877)
(I. 21:04/ II. 9:37/ III. 5:04/ IV. 9:06 = 44:51)
● 大学祝典序曲 Op.80 (1880)(9:58)

 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)

 録音時期:2019年10月
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(A&Rマネージャー:ケイト・ロケット)
 レコーディング・プロデューサー:ベルンハルト・ギュトラー
 レコーディング・エンジニア:ルネ・メラー(Teldex)

 ディジパック仕様


総合評価

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録音のせいか、コントラバスのピッチカート...

投稿日:2022/02/25 (金)

録音のせいか、コントラバスのピッチカートが増幅されて、曲に集中できない。オケの弦はゲヴァントハウスらしい音だが、マズア盤に比べると、マズア盤はやや粗めで立体感があり、こちらは滑らかで密度が高いが、やや平面的.聴感として、いつもの陽光が降り注ぎ、芳しい風の香りがしないのは何故。ひとつはところどころフレージングにおいて音符の長さが保たれていないところがある。ひとつは当曲の特長である、管楽器の音色が重厚すぎて曲にあまりあってないところがある。

M さん | 愛知県 | 不明

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交響曲第1番に続いて当盤も名演といえる!...

投稿日:2021/07/17 (土)

交響曲第1番に続いて当盤も名演といえる!楽天的に過ぎず、悲観的でもない。いうなれば丁寧というか、真摯というかそんな印象を抱く。交響曲第3番の発売が待たれるところ。なお、大学祝典序曲も良い。

アベマ太郎 さん | 福井県 | 不明

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このディスクを聞いてやっとわかった。ブロ...

投稿日:2021/05/04 (火)

このディスクを聞いてやっとわかった。ブロムシュテットが何を目指しているのか、そのためにどれだけ努力しているのかを。彼の名盤と言えばやはりドレスデンとのあの「第九」だろう。私もあの重厚長大というか、フルトヴェングラーが現代にいたら、おそらくああいう演奏をすると思い込んで愛聴していた。それの印象が強過ぎたのかもしれないが、ゲヴァントハウスとのベートーヴェンの全集は、なんか少し軽いなと思っていた。この前のブラームスの1番も同様。N響で聞いたブルックナーの9番は心底震撼したが、そのあとのエロイカは、やはり軽いと思った。作曲家によってアプローチが違うのかなとすら思い込んでいた。ところがこのディスクを聞いたら、最初から「あれ、良いじゃん」と思った。何が良いのか、スコア見ながら何回か聞いた。そして理解したのが、当たり前のことなのだが、巨匠は「スコア通り」の演奏をしようと全身全霊を傾けていたこと。余計にテンポは動かさない。私が軽いな、と誤解した違和感は「これだけ精緻なのに、インテンポを墨守する」ことにあった。ドレスデンとの第九のようなタメがないよな、もっと曲に合わせないと、なんて思い込んでいた私の感覚は誤りだった。だから巨匠はベーレンライター版を使いベートーヴェン全集を作ったのか。芸術は常に進歩しないとダメだ、現状維持は後退だ、という巨匠の矜恃が私はわからなかった。自分の無知を懺悔するほどこのディスクは凄い。スコアを読み切り全て表現しようとした巨匠。最近のベートーヴェンはどれだけ深読みしたかを競うような演奏が多いが、ブラームスではそれはいらない、とにかく書いてあることをやれば良い、というのがブロムシュテットの結論なのだろう。そう思って再度聞いたら、第一楽章のあの第二主題で涙が止まらなかった。スコア通りの中で限りない精緻を目指しつつ、テンポを犠牲にしないこの演奏だが、最後はちょっとだけ、タメてくれる。これがまた泣かせる。この曲はジュリーニとロスフィルを超えるものはないと思っていたが、そんなことはない。このディスクが一番である。これほど演奏に感謝したのは何年ぶりだろうか。巨匠、またひとつ学ぶことが出来ました。本当にありがとうございました。またの来日、心からお待ちしています。

てつ さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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