CD

Brahms: Symphony No.1 Etc.

Brahms (1833-1897)

User Review :5.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
FOCD9354
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Live Recording

Product Description

−奇跡の名演集成−フルネ/都響30年の軌跡シリーズ
ブラームス:交響曲第1番、悲劇的序曲、ハイドンの主題による変奏曲

巨匠フルネは惜しまれつつも2005年の都響公演(FOCD9270「ジャン・フルネ ラストコンサート」に収録)を最後に70年近い指揮活動に終止符を打ちました。今年4月に95歳を迎えられるマエストロの偉業を永く称えるべく、初共演の1978年から約30年に渡り緊密な関係を続けてきた東京都交響楽団との数多い記録の中から厳選した「フルネ/都響 30年の軌跡シリーズ」の第2弾です。
巨匠シューリヒトをして「最もドイツ的なフランス人指揮者である」と言わしめたフルネの穀然たるブラームスです。(fontec)

ブラームス:
・交響曲第1番ハ短調Op.68
・悲劇的序曲Op.81
・ハイドンの主題による変奏曲0p.56a

 東京都交響楽団
 ジャン・フルネ(指揮)

録音:
 1991年2月5日、サントリーホールでのライヴ(交響曲第1番)
 1993年11月7日、東京芸術劇場でのライヴ(悲劇的序曲、ハイドン主題の変奏曲)

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こちら実に立派なブラームスにて、大変感服...

投稿日:2014/03/30 (日)

こちら実に立派なブラームスにて、大変感服いたしました。ここでのフルネさんは実にパワフルでアグレッシブ。「悲劇的序曲」は雄渾の極み。「悲劇的」よりも「劇的」序曲。「ハイドン変奏曲」は一転、抒情味を活かしたもの。木管がやや辛そうなのは残念。交響曲はやや力を抜いて、しかし全体の構成を見事に整えたいかにも見事な手腕が引き立ちます。迫力はありますが、決して踏み外すことはない。ライヴならではの「興」はありますけれど、それに身を任せることはしない。大ベテランならではの立派な芸術というべきで、いずれも名演と言ってよいでしょう。オケには彫琢の余地あり。仕上がりはやや不十分。また、芸術劇場での録音は残響が活きてすごいハイレベルに聞こえますが、交響曲は他のディスクにも聴く都響の毎度の音。ちょっと違和感、ありますかな。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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暗いブラームスが嫌いなぼくだが、フルネの...

投稿日:2008/09/19 (金)

暗いブラームスが嫌いなぼくだが、フルネのタクトに掛かるとこうも明るくなるのか!と感嘆してしまう。白眉は変奏曲だ。オーケストラの技量に限界を感じるものの、早めのテンポから未だかつて味わったことのないニュアンスと品格が並ぶ。これは愉悦のきわみといえよう。交響曲はユニークであり、演奏者を伏せて人に聞かせれば「マゼールか」と答えそうだ。

宇野珍会長 さん | 色紙 | 不明

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フルネのブラームスは3番と2番がリリース...

投稿日:2008/06/04 (水)

フルネのブラームスは3番と2番がリリースされているが、今回の1番は想像していたものとは大きくかけ離れた演奏が繰り広がれている。まず、テンポが異常に速い。特に第4楽章。しかも、びっくりするようなデフォルメがみられ、幾分スケールが小さくなるのは否めない。一気呵成に全曲を締めくくる潔さに感銘した。序曲と変奏曲は巨匠の至芸。第4番はどのような演奏なのか、早い発売が待たれる。

新潟盤鬼 さん | 新潟市 | 不明

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