CD 輸入盤

交響曲全集、ピアノ協奏曲第1番 ヨゼフ・カイルベルト&フランス国立放送管、バイエルン放送響、ウィーン響、クリフォード・カーゾン、ケルン放送響(1955-66)(3CD)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MR2551
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

カイルベルト待望のブラームス全集ライヴ

カイルベルトは、レコード会社単独で契約を結ばなかったようで、スタジオ録音は様々な会社にまたがっております。それが、カイルベルトで聴きたい! ベートーヴェン、ブルックナー、シューベルトのレパートリーが中々まとまりにくい理由となっております。今回のブラームス全集は全てライヴ録音! 徹底した現場主義者カイルベルトならではの堂々たるオーケストラ・ドライヴを堪能できる好企画となっております。
 交響曲第1番と第4番のお相手はフランス国立放送管という最もフランスらしい音色を持ったオーケストラです。大伽藍のような立派な構築はいつものカイルベルトです。第1番は、巨匠必殺の十八番レパートリーです。複数の録音がありますが、聴きものはやはりフィナーレです。コーダもフルトヴェングラーやヨッフムのように軟体動物のような自由極まるテンポアップとは正反対。音圧がどんどん増してくるような迫力が如何にもカイルベルトです。第4番はセンチメンタリズムを排しながらも時として、腹の底からの慟哭を思わせる絶唱が胸に響く名演。
 第2番は定評あるバイエルン放送響とのステレオ・ライヴ。指揮者を映す鏡とも称される素直な反応を見せるバイエルン放送響。妙技の数々は当時からドイツ随一の放送オーケストラであったことの証拠です。カイルベルトといえば、ご当地ミュンヘンでは、バイエル国立歌劇場の総監督でありました、放送響とも関係は良好で、巌のようなゴツゴツとしたスタイルと放送響の柔軟な音色のマッチングが見事です。第3番はウィーン響客演時のライヴで、カイルベルトはドイツのオーケストラとは異なるアプローチを見せます。一言で言えばソフトなブラームスで、ウィーン楽器の蠱惑的な音色を尊重し、矯めることがなく普段とはまるで違う感覚的な快感をも重視した演奏となっております。

【カーゾンのブラームス:ピアノ協奏曲第1番について】
カーゾンはイギリスのピアニストですが、本領はドイツ音楽にあったと言って過言ではありません。特にブラームスに対する適性と愛着は並々ならぬものがあります。ピアノ協奏曲第1番は、デッカに三種類もスタジオ録音を遺しております。理想主義者、完璧主義者として、録音しながらも発売許可を出さなかった多くのオクラ入り音源を発生させた名ピアニストですが、リリースされた、ピアノ協奏曲第1番(第一回録音:ホルダ指揮ナショナル響=1946年1月、第二回録音:ベイヌム指揮コンセルトヘボウ管=1953年5月、第三回録音=1962年5月セル指揮ロンドン響)の演奏は何れも素晴らしく、明晰な頭脳と並外れた情熱を炸裂させた名演です。
 今回、セルとの名盤の3年後のライヴであたるカイルベルト共演盤が初登場します。セルの引締ったスレンダーなブラームスに対して、カイルベルトのブラームス像は温かみのあるサウンドと恰幅の良さで魅力的。心落ち着く演奏となております、高音質であることもマルです。ライヴだと強烈に燃えるカーゾンとカイルベルトのがっぷり四つの凄演と申せましょう。
 この内容で3枚に収まったお得盤。ドイツ音楽、ドイツ演奏様式を愛するファンは必携と申せましょう。(輸入元情報)

【収録情報】
ブラームス:
1. 交響曲第1番ハ短調 Op.68(1962年9月25日ライヴ)
2. 交響曲第2番ニ長調 Op.73(1966年12月8日ステレオ・ライヴ)
3. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90(1955年5月4日ライヴ)
4. 交響曲第4番ホ短調 Op.98(1959年8月9日ライヴ)
5. ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15(1965年4月23日ライヴ)


 サー・クリフォード・カーゾン(ピアノ:5)
 フランス国立放送管弦楽団(1,4)
 バイエルン放送交響楽団(2)
 ウィーン交響楽団(3)
 ケルン放送交響楽団(5)
 ヨゼフ・カイルベルト(指揮)

ユーザーレビュー

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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