SACD 輸入盤

ブラームス:交響曲第4番、マクミラン:管弦楽のためのラルゲット マンフレート・ホーネック&ピッツバーグ交響楽団

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FR744SACD
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ホーネック&ピッツバーグ響、シリーズ第12弾!
ブラームス第4番&マクミランの世界初演作


長年高音質レーベルとして高い評価を得ている「REFERENCE RECORDINGS」。そして「REFERENCE RECORDINGS」はもちろん、「PENTATONE」「BIS」など録音に定評のある数々のレーベルの録音を40年以上に渡って担当している「sound mirror」社がタッグを組んだ大好評「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ。シリーズ第12弾は、ブラームスの交響曲第4番、そしてカップリングはマクミランの『管弦楽のためのラルゲット』。
 マンフレート・ホーネックは2008年から首席指揮者を務めているピッツバーグ交響楽団との契約を2027/2028シーズンまで延長。ピッツバーグ交響楽団はこれまでに、フリッツ・ライナー、アンドレ・プレヴィン、ロリン・マゼール、マリス・ヤンソンスなど多くの世界的指揮者たちが率いてきました。また、メイソン・ベイツ、ジョナサン・レシュノフ、ジェイムズ・マクミラン、ジュリア・ウォルフなど現代作曲家への委嘱作品をはじめ、常に新しい作品にも力を入れてきています。マンフレート・ホーネックとのシーズンも13年目となり、125年の歴史を誇るオーケストラと共に、今後の更なる活動にも注目が集まっています。
 ブラームスの最後の交響曲第4番。ブラームスの交響曲の集大成ともいえる作品で、1885年10月25日マイニンゲンでブラームス自身の指揮によって初演されました。見事な建築のような絶対音楽でありながら、ブラームス晩年の特有な哀愁と美しさを存分に湛えた孤高の魅力あふれる作品。ホーネックはその音楽的構造や独自の解釈について、ライナーノーツで語っています(欧文)。
 スコットランド出身の現代作曲家ジェイムズ・マクミラン[1959-]。ここに収録されている『管弦楽のためのラルゲット』は、ホーネックの音楽監督就任10周年を記念してオーケストラから委嘱された作品。2017年10月に世界初演され、このアルバムにはその際の演奏が収録されています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
2. マクミラン:管弦楽のためのラルゲット (2017)


 ピッツバーグ交響楽団
 マンフレート・ホーネック(指揮)

 録音時期:2018年4月20-22日(1)、2017年10月27-29日(2)
 録音場所:ピッツバーグ、ハインツ・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

ユーザーレビュー

総合評価

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ブラ4は2018年4月のライヴで第9より前の録...

投稿日:2021/12/28 (火)

ブラ4は2018年4月のライヴで第9より前の録音だが、このコンビ、ベートーヴェンの奇数番録音でHIPの成果を大編成オケに生かす術を完全に会得してしまいましたね。弦は16型だが、管楽器はホルンを5に増強した以外、楽譜指定通り。それでも従来のバランスに比べれば、ホルンとティンパニがきわめて雄弁。弦はヴィブラート控えめだ。アゴーギグに関しては、両端楽章終わりとも極端な追い込みはない。第1楽章はほぼ標準的なテンポ(12:38)、神経細やかな開始(フルトヴェングラー風)に始まる第1主題の詠嘆調とタンゴ風とも言われるリズミックな楽想の対比が鮮やか。おなじみの指揮者解説でも述べられている通り、コーダの入り(351小節)ではホルンが続く三連符音型を先取りするのを、かつてないほどはっきりと聴かせる。第2楽章は近年のトレンドに比べれば、やや遅め(11:06)。行進曲というよりはカンタービレ重視だが、それでも終盤のクライマックス(84小節)でのティンパニの打ち込みは強烈。 第3、第4楽章はかなり速い(5:54/9:26)。精力的な第3楽章では相変わらずホルンが大活躍。282小節でのティンパニとコントラバスの掛け合いなど実に面白い。終楽章第3変奏でのホルンの激しいシンコペーションは初めて聴くし、第12変奏のフルート・ソロはそんなに遅くないが、さすがの名人芸。最後、暗い音色で響きを殺してしまうところなど、実にうまい。再びテンポを上げた後の第17変奏では弦楽器がほとんどトレモロに近いスル・ポンティチェロと、例によって手練手管満載だ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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このコンビ、今回はブラームスでまたも無双...

投稿日:2021/11/25 (木)

このコンビ、今回はブラームスでまたも無双状態である。好録音でいつものマッチョさが響き渡る。ノンヴィブラートで、ホーネックが計算した通りのバランスで鳴らすスタイルは変わらない。 このスタイルがなぜかブラームスにマッチする。出だしこそオールドスタイルでH音を引っ張るが、あとはビシビシ決めまくる。哀愁とか余計な感情を排除して、徹底的に「音響そのもの」で勝負する。だから第二楽章とかも強めの響きにより、ブラームスの意図が分かり発見が多い。かつちょっとしたところにタメを作ったり、優しさを出すので奥は深い。白眉のなのが第三楽章。この楽章、どの指揮者も扱いに困る曲だが、ホーネックのやり方だと遠慮なく「Allegro giocoso」が生きてくる。今までで一番正気溢れる演奏と思う。第四楽章はもともと曲自体が計算されているから、ホーネックのように余計なルバートなどかけずにそれこそビタビタに決めるだけでスケール感が支配する大名曲ということが改めてわかる。これだけ決めまくることがどれほど大変か。半世紀前のセルを思い出し、オケは違うものの再来ではないか、と感じた。 マクミランの曲はシベリウスにアメリカの吹奏楽を足して2で割ったようなわかりやすい曲。良い曲だが、わかりやすさが逆に鼻につく感じがしないわけではない。 それにしても、このコンビ早く来日してくれないものだろうか。これだけすごいアンサンブルを誇るオケは他にはないと思うのだが。

てつ さん | 東京都 | 不明

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このCDはホーネックさんの指揮だったので購...

投稿日:2021/11/23 (火)

このCDはホーネックさんの指揮だったので購入したのですが、ブラームスの交響曲4番は最近あまり積極的に聴く気がしなかったので、購入してから暫く聴かずじまいでした。そろそろ聴いてみるかなと、読書しながら聴き始めたら、ところがどっこい減り張りのある刺激的な演奏で読書どころではなくなりました。4番はシューリヒトさんでほぼ決まりだった私ですが、この演奏には感動しました!弦と管の掛け合いも素晴らしくかつ重厚感もあり推進力も申し分なく、夜が更けるのも忘れ、久々にブラームスの4番を繰り返し聴いてしまいました。かなりホーネックさんのCDは購入していましたが、最近は聴いてなかったので、これまでの演奏も聴きなおしてみようかなと思い立たせた演奏でした。

RCS さん | 長野県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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