フランセ、ジャン(1912-1997)

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CD 輸入盤

クラリネット協奏曲、主題と変奏、三重奏曲 ドミトリー・アシュケナージ、ミューラー&シンナティ・フィル、ベルント・グレムザー、他

フランセ、ジャン(1912-1997)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PMR0074
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

クラリネット奏者ドミトリー・アシュケナージが青年時代から関心を寄せているという、フランスの新古典派主義の作曲家ジャン・フランセの作品集。フランセの作品は軽妙洒脱で、同時代の作曲家たちのように無調や十二音を重視することはなく、常に流麗な響きに彩られています。アシュケナージは作品の持つ特徴を生かし、微妙に移り変わるハーモニーを意識したユーモラスな音色を聴かせます。
 協奏曲の伴奏を務めるのはシンシナティ・フィルハーモニー・オーケストラ。あのハンス・ロットの交響曲を1989年に初演したことでも知られる、シンシナティ大学の学生たちによって結成されたオーケストラです。このアルバムには1990年代に録音された2曲の他に、2016年の最新録音である「三重奏曲」を収録。アシュケナージの現在もお聴きいただけます。(輸入元情報)

【収録情報】
フランセ:
1. クラリネット協奏曲 (1967-1968)
2. 主題と変奏 (1974)
3. クラリネット、ヴィオラとピアノのため三重奏曲

 ドミトリー・アシュケナージ(クラリネット)
 シンナティ・フィルハーモニー管弦楽団(1)
 クリストフ=マティアス・ミューラー(指揮:1)
 イヴォンヌ・ラング(ピアノ:2)
 アイダ・マイニヒ(ヴィオラ:3)
 ベルント・グレムザー(ピアノ:3)

 録音時期:1995年5月28日(1)、1992年9月(2)、2016年4月19日
 録音場所:シンシナティ(1)、スイス(2)、ドイツ(3)
 録音方式:ステレオ(デジタル)

ユーザーレビュー

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軽妙な明朗さにその特徴を集約できると踏ん...

投稿日:2018/08/17 (金)

軽妙な明朗さにその特徴を集約できると踏んでいたフランセだが このクラリネットをメーン・キャストに据えた三曲が描く世界は奥が深いようだ 50代 60代 80代の作曲年代順に並ぶConcert, Duo, Trioはその表出の深まりゆく様を明確に刻印している 協奏曲で表層を覆っていた好い意味の”ねあか”さはVlaとPfとの三重奏曲では見られない コケティッシュでユーモラスな表情は失われてはいないが 思慮と洞察を経た世界の肯定と見た 老いた者の諦念も悔恨もない 勿論傲りも尊大さも見えない 平明で透明な視界が開けている 澄み渡った大気・せせらぎだが無情ではない 暑っ苦しい熱情も温情もない バッハの域に達している 音楽があるがままで凡てを言い尽くしている 即ち無であり 無辺大だとも言える 見事な音楽の生き方だ あなたも如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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