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CD
『ドルの女王』全曲 ウルフ・シルマー&ミュンヘン放送管弦楽団、クリスティアーネ・リボル、トーマス・モール、他(2012 ステレオ)(2CD)
ファル、レオ(1873-1925)
この商品のすべてのユーザーレビュー(1件)
投稿日:2021/08/05
レオ・ファルの喜歌劇『ドルの女王』の全曲盤です。 この作品はファルの代表曲として知られており、過去に録音・映像が発売されるなど、ファルの人気作となっています。 今回久方ぶりに発売されたこの音源は、ウルフ・シルマー指揮、ミュンヘン放送管弦楽団の演奏で録音されたものです。 歌手はオペレッタ録音、特にcpoが発売しているオペレッタの録音に参加している常連が多く、楽しく聴かせます。 シルマーのタクトは作品の持つ魅力を的確に引き出した好演であり、時に美しく、甘く歌うワルツなどなかなかのもの。 ブックレットはそこそこ詳しく載っています。 また録音は問題ありません。 この作品の新たな名盤と言えるでしょう。
レインボー さん
喜歌劇『兄弟の争い』全曲 アクセル・コーバー&ケルン放送管弦楽団、アンケ・クラッベ、アンドレア・ベーニッヒ、他(2012 ステレオ)
投稿日:2019/02/17
レオ・ファルの喜歌劇『兄弟の争い』全曲盤。 演奏は、アクセル・コーバー指揮、ケルン放送管弦楽団&合唱団で収録。 大変珍しい作品で、録音もこれぐらいかと思われます。 1幕40分程の小さな作品で、色んな作曲家のパロディで始まる序曲(祝典序曲と題されており、喜歌劇本体の規模のわりに立派な作品です)、耳馴染みの良いメロディなど当時受けたのでとは思うのですが、同時に忘れられたのもなんとなくわかるかなという出来です。 このコーバー盤は作品の真価を存分に伝えてくれる演奏&歌唱で、安心して聴く事が出来ます。 録音も良好。 ボーナスとして、ワルツ『愛に生きる』が収録されています。 これは1961年にフランツ・マルスツァレク指揮、ケルン放送管弦楽団の演奏で録音されたもので、オペレッタのカラヤンと言われたマルスツァレクらしいツボを得た正統派な演奏です。 録音年を考えれば良い方ですが、流石に古さは感じさせる音質です。
喜歌劇『女帝』全曲 ブルケルト&レハール管、ポルトマン、タルンツォフ、他(2014 ステレオ)(2CD)
投稿日:2019/09/01
現在では『ドルの女王』を別にすれば、その他の作品はあまり知られているとは言い難いレオ・ファルですが、近年CPOレーベルが音源を出しているお陰で、名前しか知らないような作品も耳にする機会が増えてきました。 この『女帝』もその1つ。 オペレッタにありがちな、実在の人物を登場させた愛の物語で、初演時は受けたものの、その後忘れられたというクラシックにはよくあるパターンの作品です。 確かに作品は地味な所も多いのですが、時折流れるファルらしい美しいメロディが聴けます。 演奏はマリウス・ブルケルト指揮、フランツ・レハール管弦楽団による物。 歌手はあまり知らない人物ですが、調べでまると、CPOの他のオペレッタ録音に出ている人物が多いので、オペレッタ中心の歌手なのかも知れません。 それだけにか、演奏、歌唱共に不満はないのですが、この録音ライヴでして、セリフパートは音が小さい(遠い)のが残念。 尚、はっきりとライヴとわかるような音(拍手など)はありません。
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ありがとうございました
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