パレステル:コンチェルティーノ集
ローマン・パレステルは、20世紀前半にグラジナ・バツェヴィチやアンジェイ・パヌフニクと並ぶ、当時のポーランドの有力な作曲家の一人となりながらも、政治的な発言や姿勢によりポーランド共産党から追放され、国内では出版物からの削除や公演の禁止等も行われた作曲家。20世紀末頃より少しずつ再評価の動きも出ているパレステルの優美で爽やかな協奏的作品集です。中でも、古いポーランド舞曲のテーマが使われてるというチェンバロ・コンチェルティーノは聴きもの。(輸入元情報)
【収録情報】
パレステル:
● アルト・サクソフォンと弦楽のためのコンチェルティーノ
● ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ
● 2本のフルートと弦楽のためのセレナード
● チェンバロと10の楽器のためのコンチェルティーノ
アリナ・ムレチコ(サクソフォン)
クレア・ハモンド(ピアノ)
アガタ・キエラル=ドゥゴシュ(フルート)
ウカシュ・ドゥゴシュ(フルート)
マチェイ・スクシェチコフスキ(チェンバロ)
イェジー・セムコフ・ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団
ウカシュ・ボロヴィツ(指揮)
録音時期:2019年7月
録音場所:ワルシャワ、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)