パルメリ:ブエノスアイレスのミサ
パルメリの『ブエノス・アイレスのミサ』は別名「ミサ・タンゴ」と呼ばれます。典礼文はラテン語を踏襲するものの、楽器編成は通常のミサのような独唱、合唱、オルガン(もしくはオーケストラ)ではなく、独唱と合唱、ピアノ、バンドネオン、弦楽オーケストラ。曲調も徹頭徹尾「タンゴ」です。アルゼンチン生まれのパルメリは、先人ピアソラと同じく出生地の伝統音楽を大切にしており、どの作品にも刺激的な味付けが施されていることで知られています。この1996年に作曲されたミサ曲は初演当時から高い人気を博し、世界各地で上演が行われています。このアルバムではピアソラの作品と、やはりアルゼンチン生まれのタンゴ作曲家イスマエル・スピタルニク[1919-1999]の作品を収録、ラテンの神髄を聴かせます。(輸入元情報)
【収録情報】
● パルメリ:ブエノスアイレスのミサ〜メゾ・ソプラノ、合唱、バンドネオン、ピアノと弦楽合奏のための
● ピアソラ:オブリビオン(忘却)
● スピタルニク:エル・トロエスマ
● ピアソラ:Milonga sin palabras(言葉のないミロンガ)
ダグマール・リンデ(メゾ・ソプラノ)
ロッコ・ハインズ(バンドネオン)
ペーター・ショル(ピアノ)
バッハ=コア・ジーゲン
タンゴ・オーケストラ「エル・アローヨ」
ウルリヒ・シュテツェル(指揮)
録音時期:2016年4月17,18日
録音場所:Martunikirche、Siegen
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)