武満の招きでサントリー国際作曲委嘱シリーズにも参加したことがある
ルイス・デ・パブロ最晩年の作品を含むフルート作品集!
先ごろ亡くなったスペインを代表する現代音楽の作曲家ルイス・デ・パブロのフルートのための作品集成。ルイス・デ・パブロは武満の招きでサントリー国際作曲委嘱シリーズにも参加したこともあります(1988年)。
フルートは、現代音楽を得意とするロベルト・ファブリツィアーニ。全ての作品は彼のために作曲され、彼によって初演されたものです。いずれも特殊奏法を駆使する一方、過去の作品を引用するなどアイデア満載の音楽。なおアルバム中『ソロ=クンスト』は事実上、J.S.バッハの『フーガの技法』のソロ独奏のための編曲です。スペイン現代音楽の巨匠の偉業を振り返るのに最適の1枚。(輸入元情報)
【収録情報】
ルイス・デ・パブロ:
1. ペンシエリ(思考)(2013-14)〜フルートと管弦楽のためのラプソディア
2. フルートよ、汝、飛ぶものよ(2020)
3. ソロ=クンスト(2000-2017)〜J.S.バッハの『フーガの技法』によるロベルト・ファブリツィアーニのフルートのための3つのフーガ
4. ソロ・ウン・パソ(1974)〜ロベルト・ファブリツィアーニのフルートのための
ロベルト・ファブリツィアーニ(フルート)
ホセ・ラモン・エンシナル指揮、バスク州立管弦楽団(1)
録音時期:2015年(1)、2022年(2-4)
録音場所:ビルバオ、クル・ホール(1)、フィレンツェ、スタジオGRS(2-4)
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ:1、セッション:2-4)