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パエール:オラトリオ『聖なる墓碑』
フェルディナンド・パエールは1771年にパルマで生まれ、彼の父から最初の音楽の手ほどきを受けました。彼は同時代に活躍したシモン・マイルとともにその時代の「重要なオペラ作曲家」に位置付けられ、数多くのオペラを残しています。
この作品はオペラではなくオラトリオであり、しばしば2つの作品であると伝えられているものです。1803年にウィーンで初演された時は、ぶっきら棒にキリストの死から始まり、天使たちの合唱が続きます。受難の部分ははりつけの描写、復活、最後の審判に協力で表現的な音楽が与えられています。この盤では、マイルの書いた序曲を付けることで、この音楽を比類なき物語へと昇華させています。演奏はマイルの一連の演奏でおなじみのフランツ・ハウク。共感と緊張に満ちた名演を聴かせています。(NAXOS)
【収録情報】
・マイル:序曲
・パエール:オラトリオ『聖なる墓碑、イエス・キリストの受難』
マッデレーナ:コルネリア・ホラーク(ソプラノ)
ジョヴァンニ:ベネッサ・バルコウスキ(アルト)
ニコデモ:トーマス・マイケル・アレン(テノール)
ジュセッペ・ダルマテア:ジェンス・ハーマン(バス)
ミリアム・クラーク(ソプラノ)
ヴァレル・バルナ=サバドゥス(アルト)
クラウス・ステップバーガー(テノール)
トーマス・スティンメル(バス)
ジモン・マイル合唱団&アンサンブル
フランツ・ハウク(指揮)
録音時期:2008年9月3-7日
録音場所:ドイツ、インゴルシュタット、マリア・デ・ヴィクトリア教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)