現代バレエ界の重鎮ハインツ・シュペルリ
ミンコフスキとのタッグによる『マニフィカト』
チューリッヒ・バレエ芸術監督のハインツ・シュペルリがJ.S.バッハの音楽に新しい発想で振り付けた、チューリッヒ・バレエによる『マニフィカト』。マルク・ミンコフスキが指揮をした2012年2月の公演がDVDとなって発売されます。
バッハの『マニフィカト』は、キリストを懐胎した聖母マリアの不安、戸惑い、喜び、そして神への讃歌を表現した美しい作品です。ハインツ・シュペルリは、マリアの喜びを表現し、輝かしい神への賛美への道筋を確固たるものにするために、『無伴奏フルートのためのパルティータ』、『ブランデンブルク協奏曲第3番』、2つのカンタータのアリアなどを挿入し、生きる喜びを打ち出した構成をとっています。アプローチは教育的でアカデミックですが、ハインツ・シュペルリの巧みな演出でダンスと音楽が融合する驚くべきステージを見せてくれています。(キングインターナショナル)
【収録情報】
・バレエ『マニフィカト』
振付:ハインツ・シュペルリ
音楽:J.S.バッハ
1. オープニング
2. 無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013:アルマンド
3. ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048:アレグロ、アダージョ、アレグロ
4. ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001:アダージョ
5. カンタータ『われいずこに逃れゆかん』 BWV5:アリア『たっぷりと注げ、汝神の如き泉よ』
6. ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001:フーガ
7. ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001:シチリアーナ
8. カンタータ『われは満ちたれり』 BWV82:アリア『われは満ちたれり』
9. ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001:プレスト
10. マニフィカト ニ長調 BWV243(全曲)
11. エンド・クレジット
ソロ・ダンサー:ガリーナ・ミハイロヴァ、サラ=ジェーン・ブロドベック、ジュリエット・ブルンナー、サマンサ・メドニック、シェ・ユン・キム、メラーニ・ボーレル、ヴァーエ・マルティロシアン、フィリップ・ポルトガル、アルマン・グリゴリアン、オラフ・ケルマンシュペルガー
チューリッヒ・バレエ
舞台装置:ペーター・シュミット
照明:マルティン・ゲブハルト
演奏:チューリヒ歌劇場「ラ・シンティラ」オーケストラ
指揮:マルク・ミンコフスキ
収録時期:2012年2月
収録場所:チューリッヒ歌劇場(ライヴ)
収録時間:73分
画面:カラー、16:9
音声:PCMステレオ、ドルビーデジタル5.1
NTSC
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