現代アメリカの巨匠ジョン・ハービソンの弦楽器のための協奏曲集!
ジョン・ハービソンはアメリカ東海岸流の無調音楽を代表する作曲家。ハーバード大学、プリンストン大学でロジャー・セッションズとウォルター・ピストンに師事。ハービソンはメトロポリタン・オペラでジェイムズ・レヴァインの指揮により初演されたオペラ『華麗なるギャッツビー』の成功で名声を不動のものにしました。
このアルバムでは弦楽器のための協奏曲が集められています。そのうち二重協奏曲とバス・ヴィオール協奏曲は2000年代に入ってからの作品。いずれも自由な無調あるいは一部セリーによって書かれており、アメリカ東海岸流のアカデミックな無調音楽の伝統は健在。表現主義風の堅固な様式による硬派のロマンティシズム(ベルク流の)で貫かれています。(輸入元情報)
【収録情報】
ハービソン:
1. ヴィオラ協奏曲 (1988)
2. ヴァイオリン、チェロのための二重協奏曲 (2009)
3. バス・ヴィオール協奏曲 (2005)
マーカス・トンプソン(ヴィオラ:1)
エミリー・バスキン(ヴァイオリン:2)
ジュリア・バスキン(チェロ:2)
エドウィン・バーカー(バス・ヴィオール:3)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
ギル・ローズ(指揮)
録音:2019/2017/2015年
SACD Hybrid