アメリカの作曲家、ハワード・ハンソンが自作を振ったCDです。
オーケストラは、モルモン・ユース交響楽団&合唱団、及びワールド・ユース交響楽団の2団体を振っています。
収録曲は、『ベオウルフのための哀歌』交響詩『牧羊神と牧師』『2つの古き讃歌による変奏曲』『交響曲第7番』『交響曲第2番よりアダプテーション』です。
ハンソンは指揮者としても活躍し、自作自演も多いのですが、本CD音源は1972年ユタ州ソルトレイク・シティで行われたハワード・ハンソン・フェスティバルのライヴと、1977年ミシガン州で録音された晩年の音源です。
シタデル・レーベルにはハンソンの自作自演が既に一枚あり、これはそれに続くもの。
どちらもユース・オーケストラを振っているのですが、オーケストラの技量は充分プロに匹敵しており、どの曲も充実した演奏を聴かせてくれています。
これは合唱団でも同じです。
録音は前記の通り古いですが、クラヴィア・レコードによりリマスタされており、思った以上に聴きやすくなっています。