SACD 輸入盤

オルガン作品集 レヘトラ、コムライネン&聖ミカエル弦楽オーケストラ

ハキム、ナジ(1955-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ABCD285
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ナジ・ハキムの美しく、
また、スリリングな音楽が楽しめるアルバム


ナジ・ハキム。1955年ベイルートのビジネスマン家庭の生まれ。ピアノとオルガンを学び、ラヴェルとドビュッシーとプーランクが若いナジのアイドルだったと言われます。カトリック教徒だった一家は1975年のレバノン内戦を前にフランスに移住。ナジは、エンジニアになる訓練を受けた後、パリ音楽院に入学し、ジャン・ラングレの下でオルガンを学ぶことになりました。さまざまな科目のディプロマとともに音楽院を卒業した後、サクレクール寺院のオルガニストを経て、1993年にはオリヴィエ・メシアンの後を継いでサントトリニテ教会のオルガニストに就任し、2008年までこの職を務めました。現在、ブローニュ・ビランクール地区国立音楽院(パリ)の音楽分析教授、ロンドンの王立音楽アカデミーの客員教授。2007年にはローマ教皇ベネディクトゥス十六世からを授与されています。
 ハキムは作曲者として、オルガンをはじめとする器楽作品、声楽作品、管弦楽作品を発表してきました。彼の作品には、かつてアイドルだったフランスの巨匠たち、そしてストラヴィンスキーとガーシュウィンの音楽が影響を与えていると言われます。新しいAlbaのアルバムで演奏される「復活祭の花」と2曲の「オルガンと弦楽のための協奏曲」は、このジャンルの代表作に挙げられる作品です。
 オルガニストのヤン・レヘトラはシベリウス・アカデミー出身。今日の作曲家たちと積極的な共同作業を行い、多数の作品を初演。2003年には第1回国際ナジ・ハキム・フェスティヴァルのヘルシンキ開催の実現に努めました。サン=サーンスのオルガン作品集(ABCD225)、バッハ・トランスクリプション集(ABCD233)、ピアノとオルガンのための作品集(ABCD255)、ラウタヴァーラ作品集(ABCD265)、オスカル・メリカント作品集(ODE973)などを録音。楽器とレジスターの選定、様式を踏まえた解釈に見られるセンスのよさに賛辞が呈されてきました。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ナジ・ハキム:
・水仙(弦楽のための)
・オルガンと弦楽のための協奏曲第1番
・グレゴリオのスケッチ(オルガンのための)
 Nos autem(主イエズス・キリストの十字架のほかに、わたしたちは)
 Ave maris stella(めでたし海の星)
 Pater noster(天にましますわれらの父よ)
 Ave verum(めでたし、まことのおからだよ)
 O filii et filiae(おのこよ、おみなよ)
・オルガンと弦楽のための協奏曲第3番
 ヤン・レヘトラ(ユヴァ教会のパーシェン・オルガン 2002年製)
 ミケル市管弦楽団(聖ミカエル弦楽オーケストラ)
 ペトリ・コムライネン(指揮)

 録音時期:2008年10月29日-11月2日
 録音場所:フィンランド、ユヴァ、ユヴァ教会
 録音方式:デジタル(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

収録曲   

  • 01. Pskeblomst, for String Orchestra: 1. Hymne
  • 02. Pskeblomst, for String Orchestra: 2. Modr
  • 03. Pskeblomst, for String Orchestra: 3. Tumultueux
  • 04. Pskeblomst, for String Orchestra: 4. Vhment
  • 05. Pskeblomst, for String Orchestra: 5. Recueilli
  • 06. Pskeblomst, for String Orchestra: 6. Gaiement
  • 07. Pskeblomst, for String Orchestra: 7. Anim
  • 08. Pskeblomst, for String Orchestra: 8. Ardent
  • 09. Pskeblomst, for String Orchestra: 9. Orn
  • 10. Pskeblomst, for String Orchestra: 10. Dansant
  • 11. Organ Concerto No. 1: 1. Vivace
  • 12. Organ Concerto No. 1: 2. Andante
  • 13. Organ Concerto No. 1: 3. Allegro
  • 14. Esquisses Grgoriennes, for Organ: 1. Nos Autem
  • 15. Esquisses Grgoriennes, for Organ: 2. Ave Maris Stella
  • 16. Esquisses Grgoriennes, for Organ: 3. Pater Noster
  • 17. Esquisses Grgoriennes, for Organ: 4. Ave Verum
  • 18. Esquisses Grgoriennes, for Organ: 5. O Filii Et Filiae
  • 19. Organ Concerto No. 3: 1. Allegro
  • 20. Organ Concerto No. 3: 2. Moderato
  • 21. Organ Concerto No. 3: 3. Allegro

ユーザーレビュー

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現代音楽らしくない、親しみやすい曲ばかり...

投稿日:2011/08/29 (月)

現代音楽らしくない、親しみやすい曲ばかりで、適度にかっこよさもあり楽しめた。コンチェルトは、プーランクの曲に比べると、あまりオルガンぽさを前面に出さないので、ピアノやチェンバロでもよかった気がしないでもない。一方の、弦楽合奏曲は、曲の良さも含めて、近年のSACDの中でもピカ一のできばえ。音の美しさだけでなく、拡がりや、残響など装置が嬉しそうに音を出してる様子が伝わってくるかのよう。この、オケの他の録音も聴いてみたくなった。

馬羅 さん | 愛知県 | 不明

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