ニコディエヴィチ、マルコ(1980-)

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CD 輸入盤

罪の赦し〜管弦楽作品集 ヨナタン・シュトックハンマー、ヴラディーミル・ユロフスキー、ベルリン放送交響楽団、hr交響楽団

ニコディエヴィチ、マルコ(1980-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WER6442
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

セルビア生まれの作曲家による
現代書法と個人的背景とが折り合わさった聴き応え抜群の管弦楽作品集


マルコ・ニコディエヴィチは1980年セルビア、スボティッツァ生まれ。テオドール・クルレンツィス、ヴラディーミル・ユロフスキー、アンサンブル・アンテルコンタンポランらとともに、独自の作曲活動を展開しています。このCDには、祖国の音楽的・文化的な伝統と個人的な思い出が籠められた3篇の大オーケストラ作品を収録。精緻な書法を駆使していながらも熱量ある管弦楽の扱いでおおいに盛り上がり、ときにアラビア音階に近い響きがみられるなど、晦渋さがまったくなく聴き応え充分。おもしろい現代音楽です。
 『ABSOLUTIO』はニコディエヴィチ作品の特徴である「シンプルにして厳格な構成」が体現された作品。浮遊感のある3和音にはじまり、ソナタ形式の残滓がゆらめきながら螺旋を描き、しだいに求心力を増していきます。
 『abgesang』はニコディエヴィチのピアノの恩師が書いた詩にインスピレーションを受けて作曲されました。1995年に書かれたその詩はシンメトリカルな手法で秋の墓地を綴ったもので、このとき作曲家の祖国はユーゴスラビア紛争の真っ只中にありました。
 『da ispravitsja / gebetsraum mit nachtwache』は故郷の文化遺産、セルビア正教の音楽と典礼を扱った作品。残響・共鳴・エコーといった電子的手法が生演奏の管弦楽に応用され、教会を思わせる音響空間のなかで聖なる歌が折り重ねられていきます。美しくも暗さを孕んだ音色が印象的。(輸入元情報)

【収録情報】
ニコディエヴィチ:
1. 罪の赦し(2016)
〜管弦楽のための後奏曲

 フランクフルト放送交響楽団(hr交響楽団)
 ヨナタン・シュトックハンマー
(指揮)

2. 別れの歌(2015-2017)〜ソプラノと管弦楽のための歌曲

 アンナ・ゾーン(ソプラノ)
 ベルリン放送交響楽団
 ヨナタン・シュトックハンマー
(指揮)

3. ダ・イスプラヴィツィア/晩祷空間(2019)〜オブリガート・オルガンと管弦楽のための

 ヤクブ・サヴィツキ(オルガン)
 ベルリン放送交響楽団
 ヴラディーミル・ユロフスキー
(指揮)

 録音:2018年9月10日(1)、2022年10月10日(2)、2020年1月17日(3)
 世界初録音

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