ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD 輸入盤

交響曲第9番『新世界より』、交響詩『英雄の歌』 ネルソンス&バイエルン放送交響楽団(2012)

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
900116
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』
ネルソンス&バイエルン放送交響楽団


アンドリス・ネルソンスの注目盤。今回は師のヤンソンスが首席指揮者を務めるバイエルン放送響に客演してのライヴ録音で、ドヴォルザークの『新世界より』と、その4年後に書かれた交響詩『英雄の歌』を収録しています。
 ネルソンスはオケの鳴らし方がうまく、ヤンソンスばりのメリハリの効いたサウンドを基調としながら、作品によって柔軟なスタイルで描き分けを実践、大曲ではスケールの大きなダイナミズムを聴かせることも多く、ここでは『新世界より』が音響の良いヘルクレスザールでの収録ということもあり、かなり期待のできるところです。
 組み合わせの『英雄の歌』は、リヒャルト・シュトラウスの『英雄の生涯』の前年に書かれた作品で、初演者マーラーもその出来映えを称えたという交響詩。英雄的なメロディと素朴なメロディの交錯する音楽です。

【アンドリス・ネルソンス】
1978年ラトヴィアのリガに誕生。母はラトヴィアで初めての古楽アンサンブルを結成した人物で、父は合唱指揮者、チェリストで教師。ネルソンスは最初ピアノ、トランペットと声楽(バス=バリトン)の勉強をしますが、やがて指揮も学ぶようになり、サンクト・ペテルブルグでアレクサンドル・ティトフに師事したほか、ネーメ・ヤルヴィ、ヨルマ・パヌラのマスタークラスを受講しています。
 その後、トランペット奏者としてオスロ・フィルに急遽出演した際、同郷でもある指揮者のマリス・ヤンソンスの目に留まり、2002年以来指揮を学ぶこととなり、2003年にはラトヴィア国立歌劇場の首席指揮者に就任、2007年10月には、サイモン・ラトルの25歳に次ぐ29歳の若さでバーミンガム市響の首席指揮者と第12代音楽監督に指名され、2008年より3年の任期で契約、更新を経て現在に至っています。
 その間、ベルリン・フィル、コンセルトヘボウ管弦楽団や、ウィーン国立歌劇場、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、バイロイトなど、各国のオーケストラやオペラハウスに数多く客演しており、その評価は着実に高まってきています。(HMV)

【収録情報】
ドヴォルザーク:
・交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
 録音時期:2012年12月1-3日
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

・交響詩『英雄の歌』 Op.111, B.199
 録音時期:2012年4月25-27日
 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 バイエルン放送交響楽団
 アンドリス・ネルソンス(指揮)

収録曲   

総合評価

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アンドリス・ネルソンスがバイエルン放送響...

投稿日:2021/09/18 (土)

アンドリス・ネルソンスがバイエルン放送響を指揮したライヴ録音。『新世界交響曲』の録音は数多あるが、その中でネルソンスが狙ったのはあくまでも正攻法で、バイエルン放送響という世界一のオケの威力をまざまざと見せつける。交響詩『英雄の歌』は新世界交響曲の4年後に作曲された作品で、個人的には初めて聴いたが、ドヴォルザークらしいメロディーをたっぷりと堪能できる。なかなか良い作品だと思うので、もっと演奏されてもよい。演奏はこちらの方がメリハリが効いていて楽しめた。

Ichirokagawa さん | 香川県 | 不明

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中々いい演奏してると思います

投稿日:2021/03/09 (火)

中々いい演奏してると思います

あじ さん | 不明 | 不明

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ホッとする ”新世界より”には戻ってきた...

投稿日:2017/12/10 (日)

ホッとする ”新世界より”には戻ってきた感覚が付き纏う わたしには音楽の故郷の一景となっている 音楽と出会って三年はレコードを10枚しか持っていなかった 毎日取っ替え引っ替え10枚を繰り返し聴いた その中の一枚が”新世界より”だった そこにはいつも希望が待っていた 癒したり慰めたりの湿っぽさは要らない 愛と夢と勇気をくれる旅立ちの起点 それがわたしの故郷”新世界より”だった ネルソンス&SOBRの青昊に響き亘るような抜けの良いサウンドが胸に沁みわたる 乾いた哀感もこれから旅立つ男の脚を軽くする 巻末に置かれた”英雄の歌”は5曲の交響詩の掉尾を飾るものだが ”新世界より”を書き終えた後 エルベンの民話集のバラードに依った前奏曲4曲とは異なる孤高に立つ音楽であり ドヴォルジャーク最後の管弦楽曲だ 即ち大団円 この後ドヴォルジャークは三つのオペラを書いて世を去ることになる ”英雄の(生涯ならぬ)歌”にはネルソンスの思い入れが谺している この一曲だけでも聴く価値を実感する お聴きになっては如何    

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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