アンタル・ドラティ:交響曲第2番、ハイドン:交響曲第67番
アンドレイ・ボレイコ&ベルン交響楽団
スイスのベルン交響楽団はパウル・クレツキ、ペーター・マーク、シャルル・デュトワ等が常任を務め、1877年創立という由緒あるオーケストラ。2010年当時常任だったボレイコがハイドンとドラティの交響曲という意欲的なプログラムを取り上げたときの録音。『平和の訴え』はドラティの指揮でも聴けます(BIS408)。
『平和の訴え』は「痴愚神礼賛」(1511年)で有名な人文学者エラスムスの1517年の著作。ベートーヴェンの『荘厳ミサ』(BIS406にドラティの名演があります!)の「Agnus Dei」の「内と外の平和を求める祈り」と「平和の訴え」に触発されたIPPNW(核戦争防止国際医学者会議)がCD化するにふさわしい音楽と申せましょう。(キングインターナショナル)
【収録情報】
・ハイドン:交響曲第67番ヘ長調 Hob.I:67
・ドラティ:交響曲第2番『平和の訴え』
ベルン交響楽団
アンドレイ・ボレイコ(指揮)
録音時期:2010年5月20日
録音場所:ベルン、クルトゥア-カジノ大ホール
録音方式:デジタル(ライヴ)