巨匠マヌエル・バルエコ登場! 人気のマイケル・ドアティ作品集
マイケル・ドアティ(ドーティ、ドハティと表記されることも)はアメリカ国内で学んだ後、パリのIRCAMで研鑽を積みさらにハンブルクでリゲティに師事、ジャズ、ロックなどのポップ・ミュージックと前衛音楽の技法を融合した作風で知られています。
『ピッグス湾』はキューバの地名で、かつてアメリカCIAがキューバ革命政府転覆を狙って軍事介入しようとして失敗したことで知られる「ピッグス湾事件」を題材にしており、キューバとフィデル・カストロに捧げられたエレジー。バルエコのギターと弦楽の哀愁を帯びた響きが美しい聴きもの。『ジーズ・ベント』は作品を委嘱した楽団があるアラバマ州の伝統工芸であるキルトの名前。ロック、フォーク、アフロ・アメリカン音楽の要素を文字通りキルトのようにふんだんに織り込んだグルーヴィーな作品。『トロイジャム』は古代ギリシャを題材にしたアンヌ・カーソンの詩に基づく朗読音楽劇です。(輸入元情報)
【収録情報】
ドアティ:
1. ピッグス湾(2006)〜ギターと弦楽のための
2. ジーズ・ベンド(2009)〜エレクトリック・ギターと管弦楽のための
3. トロイジャム(2008)〜語りと管弦楽のための
マヌエル・バルエコ(ギター:1)
D.J.スパー(エレクトリック・ギター:2)
マイケル・リパート(語り:3)
デイトン・フィルハーモニック管弦楽団
ニール・ギットルマン(指揮)
録音:2013年11月(1)、2011年3月(2)、2012年9月(3)