トーマス:ハープとピアノのための二重奏曲全集 第1集
ウェールズ出身のジョン・トーマスは、18世紀後半に最も称賛されたハープ奏者・作曲家の一人。ビクトリア女王専属のハープ奏者を務め、その洗練された技巧が広く愛されました。
彼はハープ独奏曲の他、ハープとピアノの二重奏曲も数多く書いており、どれもロマン派の作風でありながら、ウェールズ民謡が程よく織り込まれた聴きやすいものばかり。オリジナル作品だけではなく歌劇の旋律や有名なオーケストラ曲をハープ用に編曲した功績も知られています。デュオ・プラセディスは18世紀末から20世紀初頭までの知られざるハープとピアノ二重奏曲の復興に力を注ぐアンサンブル。流麗な音色が持ち味です。(輸入元情報)
【収録情報】
トーマス:
1. 北のおみやげ (1854)
2. ベートーヴェン:アデライーデ Op.46 (arr. 1875)
3. ウェールズの二重奏曲 幼年期の情景 (1862)/カンブリア (1863)/戦いに来て (1886)
4. ビゼーの『カルメン』の主題による二重奏曲 (1885)
5. ヘンデルの『水上の音楽』第3組曲よりジグ ト長調 (arr. 1882)
6. グノーの『荘厳な行進曲』 (arr. 1889)
7. 大二重奏曲 変ホ短調 (1865)
デュオ・プラセディス
プラセディス・ハグ=リュッティ(ハープ)
プラセディス・ジェネヴィエーヴ・ハグ(ピアノ)
録音時期:2018年11月23-25日
録音場所:Flugelsaal Musik Hug, Bulach, Switzerland
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)