トム・ジーグフリード

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もっとも美しい数学 ゲーム理論 文春文庫

トム・ジーグフリード

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167651718
ISBN 10 : 4167651718
フォーマット
出版社
発行年月
2010年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,427p

内容詳細

自分の利益を最大にするにはどうすればいい?アヒルの行動から軍事戦略まで「ゲーム理論」なら説明できる。天才数学者が生み出したこの理論が、生物学はじめ経済学、人類学などさまざまな世界を席巻し、いまや「未来の予測」まで視野に入れだした。アメリカ屈指のサイエンスライターが報告する最先端科学。

目次 : アダム・スミスの「手」―経済と科学の融合/ フォン・ノイマンの「ゲーム」―ゲーム理論の誕生/ ジョン・ナッシュの「均衡」―ゲーム理論の基礎/ メイナード・スミスの「戦略」―生物学とゲーム理論/ ジークムント・フロイトの「夢」―脳神経学とゲーム理論/ ハリ・セルダンの「解」―人類学とゲーム理論/ ケトレーの「統計」、マクスウェルの「分子」―社会物理学の誕生/ ケヴィン・ベーコンの「つながり」―ネットワークとゲーム理論/ アイザック・アシモフの「ヴィジョン」―社会物理学とゲーム理論/ デイヴィッド・マイヤーの「コイン」―量子力学とゲーム理論/ ブレーズ・パスカルの「賭け」―確率論、統計力学とゲーム理論

【著者紹介】
トム・ジーグフリード : オハイオ州生まれ。サイエンスライター。「ダラス・モーニング・ニューズ」紙の科学部門の編集者として活躍、科学ジャーナリズムへの長年の功績に対してアメリカ地球物理学ユニオンのロバート・C・コーウェン賞を2006年に受賞。現在ロサンゼルス在住

冨永星 : 京都大学理学部数理科学系卒業。国会図書館司書、私立自由の森学園教員などを経て現在、翻訳業を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    この題名が、読む人を惑わすのではないかと思われます。ゲームの理論についてはあまり述べられていず、また数学についてもほとんど関係なく、まあ売らんかなあという感じがしました。ただそこを割引けば内容的には面白く、アダム・スミスの経済学やフロイトの夢や、アイザック・アシモフについての話など結構楽しいものがあります。ゲームの理論という言葉にとらわれずに読む方がいいと思いました。

  • 佐島楓 さん

    ゲーム理論は以前に入門書を一冊読んだ程度だったが、これほどまでに深淵な理論だったとは! 経済学、生物学、脳神経学、量子力学にいたるまで応用でき、密接に関係していることがわかる。訳文も巧く、文章も面白いため飽きない。知的好奇心を満足させてくれるおすすめの本。

  • たち屋たちや さん

    ノイマンのゲーム理論を創造したまでの過程の歴史は読んでいましたが、多岐にわたっての関わり方を知ったのは、ほほ初めてでした。ファウンデーションシリーズを持ち出していたのは、個人的に嬉しく、ワクワクして読めていた部分もありました。

  • Miyako Hongo さん

    ゲーム論理の入門書。数学的な論理のはずが、物理学や経済学、社会学から生物学に至るまでありあらゆる分野に適用できるツールだというのが面白い。数学に無縁な生活を送ってる自分も「ちょっと教科書引っ張りだしてみるか」と思ってしまう。 章タイトルに「ハリ・セルダン」と「アシモフ」の名があって、なんだよあんたもSFマニアかよと親近感わきまくり。最先端の研究を扱っているので、個人的には最後の量子論と数学の章は理解不能。生物学とネットワーク論が面白かった。物理学者がウォール街で一儲けできる意味がようやく納得できた。

  • カレイ.シュウ さん

    ゲーム理論の入門書ではなかった。難しい。生命の振る舞いを解明するカギは、量子論とゲーム理論ではないかと思うのだけれど、難しすぎました。入門書から読み直そうかな。

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