トゥルヌミール、シャルル(1870-1939)

人物・団体ページへ

SACD 輸入盤

オルガン作品集(即興演奏集) ジーリング(org)、ブロマン&ベルリン大聖堂聖歌隊スコラ

トゥルヌミール、シャルル(1870-1939)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
94615146
組み枚数
:
1
レーベル
:
Mdg
:
Germany
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ドイツ最大のオルガンで神秘主義作曲家トゥルヌミールの真髄を見事に音響化!
トゥルヌミール:オルガン作品集(即興演奏集)

シャルル・トゥルヌミール(1870-1939)はヴィドールとフランクに師事し、1898年から1939年に亡くなるまで、パリのサント・クロティルド教会のオルガニストを務めました。オルガン曲はもとより、室内楽、歌曲、更には大管弦楽のための交響曲が8曲も残されています。フランクに影響を受けたトゥルヌミールの初期作品はいかにもロマンティックなものですが、後には神秘主義への傾斜を強めます。トゥルヌミールにとって音楽とは神の栄光をたたえ、教会の活動に奉仕すべきものとなり、それ以外の音楽は堕落に他ならず、彼の考えに与しない世の中の作曲家たちは敵であると公言し、攻撃したようです。1939年秋の諸聖人の日に行き先を告げずに外出したトゥルヌミールは、その三日後に海辺で遺体となって発見されました。
トゥルヌミール自身は優れた即興演奏家であり、彼の後期作品には、グレゴリオ聖歌をモチーフにしつつ、従来の和声や展開の規則を超越した即興的な高揚によって神への讃美を高らかに奏で、聴く者を(おそらくそれ以上に弾く者を)恍惚と法悦の境地に導こうとするものが多く見られます。このためトゥルヌミールを19世紀ロマン主義から20世紀音楽への、フランクからメシアンへの過渡期的な存在と見なされてきましたが、今日ではその独自性が認められつつあります。

"このCDの核心である「5つの即興」は、1930年から31年にかけてトゥルヌミールが行なった即興演奏のレコード録音をデュリュフレが採譜し、1958年に出版したものです。「テ・デウム」「めでたし海の星」「過ぎ越しの生贄を讃えて」では、グレゴリオ聖歌の定旋律を聖歌隊が歌った後で「即興」を演奏しています。これによって定旋律の目もくらむような変容がより強く印象づけられることでしょう。他の小品は、初期のフランク的でロマンティックな作風ですが、それでもトゥルヌミールらしい響きが時折顔を出します。
録音が行なわれたベルリン大聖堂(ドーム)は観光名所として名高い場所。1905年に建設された最高部114mの天蓋は第二次世界大戦末期の爆撃で焼け落ち、現在の姿に再建されたのは実に1993年のことでしたが、裏手の運河側の壁には今も弾痕が残っています。大聖堂の建設に合わせて1905年にヴィルヘルム・ザウアーが作ったオルガンは4段の手鍵盤を持つ壮大なもので、ドイツで最大のオルガンです。演奏者のジーリングは2005年からベルリン大聖堂のオルガニストを務めており、広壮な空間ゆえの非常に長い残響にうまく対処しながら、トゥルヌミールの色彩と躍動感を伝えています。(ユニバーサルIMS)


トゥルヌミール:オルガン作品集(即興演奏集)
・5つの即興(テ・デウム、即興風の小さなラプソディ、めでだし海の星、即興的なカンティレーヌ、過ぎ越しの生贄を讃えて)
・自由な様式による10の小品
・交響的な小品 作品16(*)
・アダージョ 作品19の1(*)
 *=世界初録音

 アンドレアス・ジーリング(ベルリン大聖堂の座ザウアー・オルガン)
 トビアス・ブロマン指揮、ベルリン大聖堂聖歌隊スコラ(グレゴリオ聖歌)

収録曲   

  • 01. レビューに記載

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

声楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品