スペクトル楽派の開拓者のひとり、ユーグ・デュフールの多様な作品集!
ベルリンのラグジュアリー・レーベル「bastille musique」のリリース第27作目は、2023年に80歳を迎えたスペクトル楽派を代表する現代フランスの巨匠、ユーグ・デュフールの作品集。
リヨン生まれのユーグ・デュフールはジュネーヴ音楽院でピアノと作曲を学び、同地で活動する傍らリヨンの大学で哲学を教えるなど多忙な日々を送りつつ、1973年にはジェラール・グリゼー、トリスタン・ミュライユらと共に「アンサンブル・イティネレール」を組織。黎明期のスペクトル楽派を広く紹介する活動に大いに貢献しました。
本アルバムにはピアノやアンサンブルのために書かれた『ティエポロ・サイクル』全曲やエレクトリック・ギターのためのすべての作品、さらにオーケストラとピアノのための主要な作品を錚々たるアーティストたちの演奏で収録。レーベル・プロデューサーのセバスティアン・ゾルテによるデュフール本人へのインタビューを含む充実のブックレット(欧文)と、今作も作曲家やレコーディング・セッションの写真などが封入された「bastille musique」ならではのラグジュアリー・ボックス仕様となっています。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
デュフール:
1. Surgir〜オーケストラのための
2. L’origine du monde〜ピアノと大アンサンブルのための
3. 朝の翼の上で〜ピアノとオーケストラのための
Disc2
4. ティエポロによるアフリカ〜ピアノと器楽アンサンブルのための
5. ティエポロによるアジア〜アンサンブルのための
6. ティエポロによるヨーロッパ〜アンサンブルのための
7. ティエポロによるアメリカ〜ピアノとアンサンブルのための
Disc3
8. La Cite des saules〜エレクトリック・ギターのための
9. Hommage a Charles Negre〜六重奏のための
10. L’lle sonnante〜パーカッションとエレクトリック・ギターのための
11. L’Atelier rouge d’apres Matisse〜エレクトリック・ギター、ピアノ、サクソフォンとパーカッションのための
12. L’Enclume du reve d’apres Chillida〜エレクトリック・ギターと室内オーケストラのための
ケルンWDR交響楽団(1,3,12)
ヨハネス・カリツケ(指揮:1)
イラン・ヴォルコフ(指揮:3)
シルヴァン・カンブルラン(指揮:12)
アンサンブル・ニケル(11)
レミックス・アンサンブル(2)
ペーター・ルンデル(指揮:2)
アンサンブル・ルシェルシュ(4-7)
ヤロン・ドイチュ(エレクトリック・ギター:8-12)
マリアーノ・キアッキアリーニ(9)
ニコラス・ホッジズ(ピアノ:2,3)、他
録音:ドイツ