デュサパン:歌劇『ペンテジレーア』
フランスの現代作曲家パスカル・デュサパンの7作目となる歌劇『ペンテジレーア』(『La Melancholia』も含めると8作目)。ハインリヒ・フォン・クライストの戯曲をもとにデュサパンとヘックルが自由に翻案した、アマゾンの女王ペンテジレイアとトロイアの武将アキレスとの「恐ろしい愛の物語」は、2014年の「サントリーホール 国際作曲委嘱シリーズ」で作品の一部が演奏され大きな話題となりました。古代ギリシャを思わせる雰囲気をそのまま現代に移し、電子音や色彩豊かなオーケストラの響きを加えた独特な音世界はデュサパンならではの肌触りを持っています。ペンテジレーアを歌うのはメゾ・ソプラノ歌手ナターシャ・ペトリンスキ。サントリーホールの抜粋場面(世界初演時)でもこの役を歌い高く評価されています。(輸入元情報)
【収録情報】
● デュサパン:歌劇『ペンテジレーア』全曲 (2011-13)
ペンテジレーア…ナターシャ・ペトリンスキ
プロテ…マリゾル・モタンルヴォ
アキレス…ゲオルグ・ニグル
オデュッセウス…ヴェルナー・フォン・メヘレン
第1の巫女…イヴ=モー・ユボー
使者…ヴィアルド・ヴィトールト
女使者…ヤロスラヴァ・コジナ
女戦士…マルタ・ベレッタ
モネ交響楽団&合唱団
フランク・オリュ(指揮)
録音時期:2015年4月7,9日
録音場所:ブリュッセル、モネ劇場(ベルギー王立歌劇場)
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)