デュカス (1865-1935)
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デュカス (1865-1935) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

25件
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  • この商品は世界初の映像であり、しかも日本語字幕付き...

    投稿日:2021/12/02

    この商品は世界初の映像であり、しかも日本語字幕付きというのが嬉しい。 アリアーヌを歌うシャルボネは少し発声に癖があるが、最初から最後まで休むことなく歌い続けるこの大変な役を見事に歌いきっている。 この作品は台本が説明的過ぎる感じがする。その全てを舞台で表現するのは難しい。 映像を駆使して歌詞の内容を映し出したら面白いかもしれない。 原作はペレアスとメリザントの作者であるメーテルリンクの作品だけに、前者と似たような味わいがある。 文芸作品としては深みがあって、象徴的で面白い。 20世紀フランスにおける傑作オペラの一つと言われながら上演が少ないのは、舞台より演奏会形式で味わうのに適しているためかもしれない。 デュカスの音楽は現代の作品と言われても納得してしまうほど色褪せておらず、様々な色に光輝く、美しく繊細な音で紡ぎ出されている。

    ユローヂィヴィ さん

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  • ジョルダンは、名前程は日本での評価は低いように感じ...

    投稿日:2020/12/18

    ジョルダンは、名前程は日本での評価は低いように感じる。私は、神戸での来日コンサートに行ったが、客の入りは6割程度だった。メインがマーラーの交響曲だったにも関わらず。やはり、これは?といったインパクトのある指揮者ではなかったし、誠に失礼だが風貌も冴えない印象だった。 しかし、このアルバムに収録されたデュカスの作品は間違いなくジョルダンの代表的な名盤である。作曲家及び作品が地味なため損をしているのが残念である。 スイス・ロマンド管弦楽団もアンセルメ亡きあと指揮者に恵まれない印象。サヴァリッシュは在任中はやや盛り返した感はあったが以降は低迷期になったとおもう。このアルバムはその低迷期にあって優秀な演奏だと思う。ジョルダンは、母国スイス待望の指揮者だっただけに期待も大きかっただけに何か消化不良の感があり残念だった。

    k.k さん

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  • フランスオペラを代表する傑作の一つでありながら、録...

    投稿日:2020/10/27

    フランスオペラを代表する傑作の一つでありながら、録音に恵まれない作品。主演のメゾにスタミナが要求されるが、シャルボネは苦しい。演出もシャビイで想像力に欠ける。その中でドゥネーヴは、解像度の高い演奏で頑張っている。チエシンスキ盤に匹敵する演奏と幻想的演出で見てみたいものだ。

    ファウスト博士 さん

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  • デュカスは寡作家だが 一枚のDiscを編むに何を取り上...

    投稿日:2019/02/25

    デュカスは寡作家だが 一枚のDiscを編むに何を取り上げるかは悩むところだ ロトの慧眼が光る 一番の人気曲”魔法使いの弟子”は外せないとしても 後の選曲は指揮者によって大きく異なる ここにその個性と音楽観が映る ロトが選んだ”ヴェレダ”はデュカスの出世作 ローマ大賞に入選して世に出るきっかけとなったカンタータだ ワグネリアンとしてその歌謡性を存分に発揮した美しい曲 もう一曲は劇音楽”ポリュークト”から序曲 これは1890年代に書かれた管弦楽曲の一曲で デュカスは20代後半から30代前半だったが 70歳まで生きたデュカスはこれ以降 オペラやバレー音楽は書いても 純然たる管弦楽曲を書いていない ”交響曲ハ長調”の後に書いた”魔法使い〜”が最後だった ロト&レ・シエクルのソノリティは美しく味わい深い 音色こそ表現の第一義だと教えている フランス音楽の奥座敷デュカスの庭で多くの人に遊んで欲しい あなたも如何   

    風信子 さん

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  • これは名盤だ。 正直、デュカスの時代の響きが知り...

    投稿日:2016/04/12

    これは名盤だ。 正直、デュカスの時代の響きが知りたくて購入したのではなく、デュカスは作品数が少ないわりに録音といえば『魔法使いの弟子』ばかり多くて他の作品を聴くことがなかなか出来ないが、ここでは『ヴェレダ』と『ポリュ−クト』の2作品が収録してあり、この2曲を聴くために購入した。 しかし、『魔法使いの弟子』を聴いて、ロトの世界に完全に引き込まれた。 素晴らしい。 当時のオーケストラの響きを再現するということを抜きにしても、『魔法使いの弟子』の歴史的な名演奏だと思う。 ソプラノ、テノール、バスと管弦楽団のための『ヴェレダ』と『ポリュークト』序曲は初めて聴いたが、素晴らしい作品だ。

    ユローヂィヴィ さん

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  • 確かに完成度からすると超傑作ではないかもしれません...

    投稿日:2014/07/30

    確かに完成度からすると超傑作ではないかもしれませんが、うわぁ面白いなぁという場面が何度もありました。有名なだけのことはある名作と思いました。デュカスのラ・ペリとか交響曲とか、フランスの近代オペラに興味がある方はおすすめします。

    みふちん さん

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  • 自己批判が激しかったというデュカスは、自作を破棄す...

    投稿日:2013/07/22

    自己批判が激しかったというデュカスは、自作を破棄することが多く、生涯に残した作品は非常に少ないようです。このCDに収録されているバレエ「ラ・ペリ」も、危うく捨てられてしまうところだったとか・・・。自己批判のためか、作品はどれも練りに練った素晴らしいもので、このCDにはそれらのデュカスの主要作品が見事にそろって収録されています。演奏も安定しており、デュカスを聴くなら、まずはこれを買うと良いでしょう。

    ブルノのおっさん さん

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  •  デュカの交響曲は、あまり録音がない中で、このマル...

    投稿日:2013/05/15

     デュカの交響曲は、あまり録音がない中で、このマルティノンの演奏が最高でしょう。フランスの交響曲としてはフランクよりもできがよいと思うのですが、どうしてほとんど演奏されることがないのか、不思議です。プラッソンの「魔法使いは」平均的な演奏。ただし、どこにも明記されていませんが、デルヴォーの「ラ・ペリ」がモノラル録音である点で減点1で、デュカの入門CDとしてはお勧めできません。他のデュカ入門CDで「魔法使い+ペリ」が気に入った方が、交響曲も聴いてみようというときに選ぶCDということだと思います。

    Tan2 さん

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  • 再発はうれしい。これは、デュカスの名交響曲の決定版...

    投稿日:2013/01/24

    再発はうれしい。これは、デュカスの名交響曲の決定版である。フルネが、日本では、都響と幾度か演奏したが、あれはCDにもなっており、なかなか良い出来だ。フランス音楽が得意な矢崎もデュトワもこれをやらないので、当分実演ではきけないのかもしれない。カンブルランはどうか。ややまとまりすぎた感のある、スラットキン盤やロペス=コボス盤、テンポがやや遅すぎと思わせるウェラー盤などと比べても、これはすぐれており、デュカスの交響曲と言えば、この盤を入手しておけば他にはいらない。

    七海耀 さん

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  • 本盤には、デュカスの極めて有名な交響詩「魔法使いの...

    投稿日:2012/07/21

    本盤には、デュカスの極めて有名な交響詩「魔法使いの弟子」をはじめとして、交響曲ハ長調、そしてバレエ音楽「ラ・ペリ」がおさめられている。デュカスは、自作に対して極めて厳しい姿勢で臨んだところであり、後世に遺す必要がないと考えた作品はすべて破棄したことから、その作品の数は著しく少ないと言わざるを得ない。また、交響詩「魔法使いの弟子」は誰でも知っている超有名曲であるが、バレエ音楽「ラ・ペリ」についてはファンファーレのみが広く知られており、交響曲ハ長調に至っては知る人ぞ知る存在に甘んじていると言える。それだけに、交響詩「魔法使いの弟子」を除くと録音の点数はわずかであり、その意味でも、本盤のようにデュカスの名作がまとめておさめられていること、そして巨匠フルネが演奏していることなどを考慮すれば、デュカスの作品を広く認知させるという意味においても意義の大きい名CDと言えるだろう。そして、演奏内容も実に素晴らしい。フルネの演奏の最大の特色は一音一音をいささかも蔑ろにしない精緻さであると言える。それは、本盤におさめられた各楽曲のいずれの演奏においても健在であると言える。もっとも、フルネの場合は、単にスコアに記された音符の表層だけをなぞっただけの杓子定規な演奏を行っているわけではないことに留意しておく必要がある。精緻に描き出している各フレーズをよく聴くと、独特の細やかなニュアンスが込められていると言えるところであり、演奏の密度の高さには尋常ならざるものがあると言える。そして、各フレーズの端々からは豊かな情感が滲み出しているとともに、演奏の随所にはフランス風のエスプリが漂うなど、その洒落た味わいの情感豊かな演奏には抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。交響曲ハ長調においては、演奏全体の堅固な造形美にもいささかも欠けるところはなく、交響詩「魔法使いの弟子」やバレエ音楽「ラ・ペリ」における各場面の描き分けの巧みさは、巨匠フルネならではの老獪な至芸と言えるところであり、その語り口の巧さは見事という他はないと言える。そして、いずれの楽曲においても、トゥッティにおける強靭な迫力においては、とても当時80歳代後半の老巨匠とは思えないような圧倒的な生命力が漲っていると言える。また、これらの演奏において素晴らしいのは、オランダ放送フィルの北ヨーロッパのオーケストラならではのいぶし銀の独特の音色であると言える。かかるオランダ放送フィルのいぶし銀の音色が、演奏全体に独特の落ち着きと潤いを付加させているのを忘れてはならない。いずれにしても、本盤におさめられた演奏は、デュカスによるそれぞれの楽曲の代表的な演奏とも言える圧倒的な超名演と高く評価したいと考える。音質は、1990〜1992年のスタジオ録音であり、十分に満足できる音質であると言えるが、今般のBlu-spec-CD化によって更に素晴らしい高音質に生まれ変わった。いずれにしても、フルネによる素晴らしい名演をBlu-spec-CDによる高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

    つよしくん さん |40代

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ありがとうございました

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