CD 輸入盤

『魔法使いの弟子』、カンタータ『ヴェレダ』、『ポリュークト』序曲 ロト&レ・シエクル

デュカス (1865-1935)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ASM12
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


「目から鱗が落ちる」が連続。
奇才ロトとレ・シエクルが、
『魔法使いの弟子』を初の時代楽器演奏!


時代楽器による近代名曲を次々リリース、今最も注目される奇才指揮者のひとりフランソワ=グザヴィエ・ロト。彼があの『魔法使いの弟子』を時代楽器で挑戦しました。時代楽器によるこの名作の録音は初めてでもあり興味津々。
 ポール・デュカスはドビュッシーやラヴェルの同世代の友人ですが、自己に厳しく、意に満たない作品をすべて破棄してしまったため、今日13作品しか残っていないと言われています。そのなかで『魔法使いの弟子』は描写的な内容と精妙なオーケストレーションにより、フランスの管弦楽曲を代表する人気作となっています。
 アルバムに収録された3篇は、いずれも19世紀末の作品ですが、オーケストラの楽器も当時のもので揃えられています。今回は日本からの要望が叶い、ブックレットに弦楽器以外すべての使用楽器が明記されているのもマニア垂涎の資料となっています。特に『魔法使いの弟子』で重要な役割を演じるバソン(1900年ビュッフェ・クランポン製)とグロッケンシュピール(ミュステル製)は、一般的な録音と異なった印象を受けますが、これこそまさにデュカスの思い描いた音。目から鱗が落ちる衝撃度です。
 さらに嬉しいのが、録音の多くない『ポリュークト』序曲とカンタータ『ヴェレダ』も収録されていること。コルネイユの悲劇に基づく『ポリュークト』は、異教徒のキリスト教改宗をテーマに、嫉妬に燃える夫と無実の妻の顛末をうねる音楽で描いた感動作。当時のデュカスのワグネリアンぶりを実感できます。パリ音楽院のローマ大賞コンクールで2位となった『ヴェレダ』はフェルナン・ベシエの台本によるケルトの巫女ヴェレダとローマ人エウドレの愛を描いたカンタータ。デュカスの実験的な管弦楽法が興味津々の作品で、たとえば前奏曲でフルートの美しいメロディをヴァイオリンとヴィオラが音の塊で半音階的に支えていくところなど、ドビュッシーやラヴェル、さらにはリゲティやシュニトケにさえも先駆けています。この作品をロトの演奏で聴くことができるのは存外の喜び。
 ロトの演奏は相変わらず才気煥発。歴史的な意義を別としても、これほど面白く生気に満ちた『魔法使いの弟子』演奏は稀で、まさに決定盤登場と申せましょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
デュカス:
1. 交響詩『魔法使いの弟子』 (1897)
2. カンタータ『ヴェレダ』 (1888)
3. 『ポリュークト』序曲 (1891)

 シャンタル・サントン(ソプラノ:2)
 ジュリアン・ドラン(テノール:2)
 ジャン=マニュエル・カンドノ(バリトン:2)
 レ・シエクル
 フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)

 録音時期:2011年4月12日(1,2)、2012年5月31日(3)
 録音場所:ヴェネツィア、スクオーラ・グランデ(1,2) ラベイ・ド・レポー(3)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

【フランソワ=グザヴィエ・ロト】
1971年パリに生まれたフランスの指揮者。父はオルガニストで作曲家、教育者としても高名なダニエル・ロト。指揮者に転向する以前はフルートも学んでいたため、パリ音楽院でアラン・マリオンとヤーノシュ・フュルストのもとで研鑽を積み、ロンドンのドナテッラ・フリック指揮コンクールで第1位を獲得。この受賞により、ロンドン交響楽団のアシスタント・コンダクターに任命され、ジョン・エリオット・ガーディナーのアシスタント・コンダクターも務めることになる。
これに並行して、ロトはアンサンブル・アンテルコンタンポラン、カーン劇場と密接な関係を築き、さらにトゥールーズ・キャピトール管弦楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、パリ管弦楽団とも関わりを深め、2003年9月にパリ音楽院の指揮科教授となる。2011年9月にはドナウエッシンゲン音楽祭/フライブルク・コンツェルトハウスにて、ヴェーベルン、ブーレーズ、マーラーの交響曲第1番を指揮して、バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団の首席指揮者としてデビューを果たす。
ロトのレパートリーは幅広く、17世紀から現代作品に至るまで、また交響曲、オペラ、室内楽など、精通するジャンルも多岐に亘る。2003年に、ピリオド楽器の室内オーケストラ「レ・シエクル」を創設、ときにはモダン楽器も柔軟に使用して多様なプログラムを取り上げている。「レ・シエクル」とは、日本のラ・フォル・ジュルネのほか、フランス、イタリア、ドイツ、イギリスで公演を行う。
手兵であるバーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団とレ・シエクルとの活動を軸に、今後もロンドン響、ベルゲン・フィル、フィンランド放送響への客演を予定するロトは、現在、同世代の中でももっとも多忙な活動をきわめる指揮者のひとり。(キングインターナショナル)

ユーザーレビュー

総合評価

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デュカスは寡作家だが 一枚のDiscを編むに...

投稿日:2019/02/25 (月)

デュカスは寡作家だが 一枚のDiscを編むに何を取り上げるかは悩むところだ ロトの慧眼が光る 一番の人気曲”魔法使いの弟子”は外せないとしても 後の選曲は指揮者によって大きく異なる ここにその個性と音楽観が映る ロトが選んだ”ヴェレダ”はデュカスの出世作 ローマ大賞に入選して世に出るきっかけとなったカンタータだ ワグネリアンとしてその歌謡性を存分に発揮した美しい曲 もう一曲は劇音楽”ポリュークト”から序曲 これは1890年代に書かれた管弦楽曲の一曲で デュカスは20代後半から30代前半だったが 70歳まで生きたデュカスはこれ以降 オペラやバレー音楽は書いても 純然たる管弦楽曲を書いていない ”交響曲ハ長調”の後に書いた”魔法使い〜”が最後だった ロト&レ・シエクルのソノリティは美しく味わい深い 音色こそ表現の第一義だと教えている フランス音楽の奥座敷デュカスの庭で多くの人に遊んで欲しい あなたも如何   

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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これは名盤だ。 正直、デュカスの時代の...

投稿日:2016/04/12 (火)

これは名盤だ。 正直、デュカスの時代の響きが知りたくて購入したのではなく、デュカスは作品数が少ないわりに録音といえば『魔法使いの弟子』ばかり多くて他の作品を聴くことがなかなか出来ないが、ここでは『ヴェレダ』と『ポリュ−クト』の2作品が収録してあり、この2曲を聴くために購入した。 しかし、『魔法使いの弟子』を聴いて、ロトの世界に完全に引き込まれた。 素晴らしい。 当時のオーケストラの響きを再現するということを抜きにしても、『魔法使いの弟子』の歴史的な名演奏だと思う。 ソプラノ、テノール、バスと管弦楽団のための『ヴェレダ』と『ポリュークト』序曲は初めて聴いたが、素晴らしい作品だ。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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