シモーネ・ヤングBIS初登場
注目の多才音楽家ブレット・ディーン作品集
オーストラリア出身の作曲家ブレット・ディーン(1961-)作品集。彼はヴィオラの名手としても知られ、ベルリン・フィルの団員を14年も務めました。
自身で独奏を受け持ったヴィオラ協奏曲、12人の陪審員を12本のチェロが演じる『十二人の怒れる男たち』、ラトルの委嘱で作曲された、1967年のソユーズ1号事故をテーマとした『コマロフの墜落』など、タイトルだけで興味をそそられる作品ばかり。
ヴィオラ協奏曲の指揮は、ブルックナー録音で注目を浴びるオーストラリア人女性指揮者のシモーネ・ヤングが担当しています。なお、彼女は、ヴィオラ協奏曲をブルックナー2番との組み合わせでハンブルクのコンサートでも演奏していました。
ブレット・ディーン:
・ヴィオラ協奏曲(2005)[25:31]
ブレット・ディーン(ヴィオラ)
シドニー交響楽団
シモーネ・ヤング(指揮)
・十二人の怒れる男たち(1996)[17:28]
シドニー交響楽団チェロ・アンサンブル
・親密な決定〜無伴奏ヴィオラのための(1996)[10:30]
ブレット・ディーン(ヴィオラ)
・コマロフの墜落(2006)[07:34]
シドニー交響楽団
ヒュー・ウォルフ(指揮)