ツェルニー、カール(1791-1857)

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CD 輸入盤

夜想曲集 ロベルテ・マムー

ツェルニー、カール(1791-1857)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8574581
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


あのツェルニーのノクターン(夜想曲)!
ロマンティックで創造性豊かな作品604は特に注目


日本ではもっぱら「練習曲の作曲家」として知られているカール・ツェルニー。しかし最近では研究も進み、ベートーヴェンの弟子であり、リストの師としての人物像に光があたるようになってきました。66年の生涯に、未出版も含め1000曲以上の作品を残しており(作品番号付きは861作)、近年では宗教曲やオルガン作品なども演奏される機会があるなど、注目が高まっています。
 このアルバムに収録されているのは、ツェルニーの一連の夜想曲。このジャンルの先駆者としてはアイルランド出身の作曲家ジョン・フィールド[1782-1837]が知られており、その作品の柔らかく気怠い雰囲気は、ツェルニーの『8つの夜想曲』にも受け継がれています。美しい旋律を湛えながらも、それほど技巧を必要としないこれらの作品は当時の中流階級の家庭での演奏に適したエレガントな佇まいを持っています。『シュトラウスのお気に入りのモティーフ『アレクサンドラのワルツ』による感傷的で華麗な夜想曲』は、ロシアのニコライ1世の皇后アレクサンドラ・フョードロヴナにヨハン・シュトラウス1世が捧げたワルツの第2主題をモティーフにした作品。穏やかな曲調で始まるものの「華麗な」のタイトルとおり中間部では華やかな曲調に変化します。
 1843年に出版された『さまざまな性格のロマンティックな8つの夜想曲』は作品368に比べ、リストの作品ほどではないものの、はるかに上級者向けに書かれており、感情表現も豊かになっています。ベートーヴェンのソナタ楽章を思わせるエネルギッシュな曲から、ヨハン・シュトラウス風のワルツや、ショパンの練習曲『革命』を彷彿させるドラマティックな曲など、単なる夜想曲の括りには収めきれないほどの多彩な曲集になっています。
 演奏は、古典派からロマン派作品を得意とするベルギーのピアニスト、ロベルテ・マムー。シューマンやモーツァルト、ジョン・フィールド作品の録音が高く評価されています。(輸入元情報)

【収録情報】
ツェルニー:
1. 8つの夜想曲 Op.368(1830-1835)

 第1番ホ長調
 第2番変ホ長調
 第3番変イ長調
 第4番変ニ長調
 第5番ホ長調
 第6番イ短調
 第7番ロ短調 - ロンド形式による
 第8番変ロ長調

2. シュトラウスのお気に入りのモティーフ『アレクサンドラのワルツ』による感傷的で華麗な夜想曲 Op.537(1931年出版)

3. さまざまな性格のロマンティックな8つの夜想曲 Op.604(1843年出版)

 第1番 L'Hommage
 第2番 Le Desir
 第3番 La Persuasion
 第4番 La Colere
 第5番 L'Excuse
 第6番 La Consolation
 第7番 La Meditation
 第8番 La Joie

 ロベルテ・マムー(ピアノ)

 録音時期:2022年8月22-25日
 録音場所:ベルギー、ブリュッセル、Dada Studios
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 世界初録音(2)
 収録時間:82分

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