ツェムリンスキー(1871-1942)

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【中古:盤質A】 歌劇『フィレンツェの悲劇』全曲 ユロフスキー&ロンドン・フィル、ドーメン、他(2012 ステレオ)、メーテルリンク歌曲集 ペトラ・ラング

ツェムリンスキー(1871-1942)

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A
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基本情報

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カタログNo
LPO0078
レーベル
Lpo
フォーマット
CD
その他
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輸入盤

商品説明

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ツェムリンスキー:歌劇『フィレンツェの悲劇』、メーテルリンク歌曲集
ユロフスキー&ロンドン・フィル、ドーメン、ラング


ツェムリンスキーが第1次世界大戦中に書いた『フィレンツェの悲劇』は、ヴェリズモ・オペラのような内容の1時間ほどの1幕物のオペラ。
 登場人物は、フィレンツェの裕福な商人シモーネとその妻ビアンカ、そしてフィレンツェ公グィード・バルディの3人。
 シモーネの妻ビアンカと姦通しているフィレンツェ公グィード、嫉妬する夫のシモーネ。夫の死を願うビアンカ。そして、その三角関係のもつれが高じて男同士が決闘を始め、ビアンカは愛人グィードに向かって夫を殺すよう叫びますが、剣を交えた後に夫が愛人を絞め殺すと、ビアンカは一転して夫シモーネを褒めそやして擦り寄り、シモーネ本人も妻の美しさを称えて幕という、なんとも不道徳な展開。
 人間の脆さと愚かさ、それを赦す寛大さなどについて描いたシニカルな内容には説得力がともなっているとも言えますし、リヒャルト・シュトラウスを思わせる後期ロマン派風オーケストレーションの施された音楽も親しみやすいものとなっています。
 演奏は高水準で、ワーグナー・バリトンとしておなじみのアルベルト・ドーメンの歌うシモーネ役の嫉妬や苦悩、怒り、そして赦しの表現は真に迫っていますし、ユロフスキー指揮するロンドン・フィルのサウンドも演奏会形式上演だけに迫力・情報量共に申し分ありません。
 組み合わせの『6つのメーテルリンク歌曲集』は『フィレンツェの悲劇』より少し前の1910年に書かれたもので、マーラーの歌曲や初期シェーンベルクのスタイルにもどこか通じるノスタルジックな美しい雰囲気を持つ魅力的な作品。マーラーやワーグナーを得意とするドイツのメゾ・ソプラノ、ペトラ・ラングが深い美声で歌い上げています。(HMV)

【収録情報】
・ツェムリンスキー:歌劇『フィレンツェの悲劇』 Op.16(オスカー・ワイルド原作)

 アルベルト・ドーメン(バリトン/シモーネ)
 ハイケ・ヴェッセルス(メゾ・ソプラノ/ビアンカ)
 セルゲイ・スコロホドフ(テノール/グィード)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴラディミール・ユロフスキー(指揮)

 録音時期:2012年9月26日
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

・ツェムリンスキー:6つのメーテルリンクの歌 Op.13
  三人の姉妹
  目隠しをされた娘たち
  乙女の歌
  彼女の恋人が去った時に
  そしていつの日か彼が戻ってきたら
  彼女は城にやってきた

 ペトラ・ラング(メゾ・ソプラノ)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴラディミール・ユロフスキー(指揮)

 録音時期:2010年9月22日
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

【ユロフスキー・プロフィール】
1972年4月4日、モスクワに誕生。父は指揮者のミハイル・ユロフスキー。モスクワ音楽院で基礎を学んだのち、家族と共にドイツへ移住した1990年からは、ドレスデンおよびベルリンの高等音楽学校で研鑚を積みました。
 1995年、アイルランドで催されるウェックスフォード音楽祭において、リムスキ=コルサコフの歌劇『五月の夜』を指揮して正式にデビュー、この成功で、早くも同年コヴェント・ガーデン王立歌劇場に招かれて『ナブッコ』を指揮、大きな注目を集めました。
 1997年には、ベルリンのコーミシェ・オーパーへの客演をきっかけに、同歌劇場初の「カペルマイスター」に就任、2001年まで続いたこのポストは、ユロフスキーの名をヨーロッパ本土で大いに高めました。
 その他にも、ヴェニスのフェニーチェ座、パリのバスティーユ歌劇場、ブリュッセルのモネ劇場、ドレスデン州立歌劇場、ボローニャのテアトロ・コムナーレ、そしてコヴェント・ガーデン王立歌劇場などに継続的に客演、1999年にはメトロポリタン歌劇場で『リゴレット』を指揮してアメリカにも進出。ミラノ・スカラ座へは『エフゲニー・オネーギン』でデビュー済み。特に、ウェールズ・ナショナル・オペラでの『パルジファル』と『ヴォツェック』、メトロポリタン歌劇場での『スペードの女王』、パリ・オペラ座での『戦争と平和』、グラインドボーン音楽祭での『魔笛』、『チェネレントラ』、『オテロ』は大評判を取り、オペラ指揮者として既にゆるぎない名声を確立しています。
 オペラ以外にも、既にベルリン・フィル、ロッテルダム・フィル、ロンドン・フィル、フィラデルフィア管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団などに客演、コンサート指揮者としても大活躍しています。
 現在、グラインドボーン音楽祭の音楽監督、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団及びロシア・ナショナル管弦楽団の首席客演指揮者を務め、精力的な活動を展開中。

収録曲   

  • 01. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 02. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 03. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 04. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 05. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 06. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 07. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 08. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 09. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 10. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 11. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 12. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 13. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 14. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 15. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 16. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 17. Eine florentinische Tragodie (A Florentine Tragedy), Op.16
  • 18. Six Maeterlinck Songs, Op.13
  • 19. Six Maeterlinck Songs, Op.13
  • 20. Six Maeterlinck Songs, Op.13
  • 21. Six Maeterlinck Songs, Op.13
  • 22. Six Maeterlinck Songs, Op.13
  • 23. Six Maeterlinck Songs, Op.13

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