誰もが歌った〜チルコット：合唱曲集　フィンチ＆ウェレンシアン・コンソート

ボブ・チルコット：誰もが歌った

現代イギリスで最も人気を博している合唱曲指揮者＆作曲家、ボブ・チルコットの作品集です。彼は1985年にキングス・シンガースに参加し、12年間テナーを務めたあと、作曲に専念するために脱退したという実力の持ち主であり、編曲家としても高名です。そんな彼の作品はどれも親しみやすく、「歌う喜び」を味わわせてくれるものであり、例えばここに収録された『小さなジャズ・ミサ』や『イソップ物語』は、とりわけ機知に富んだ優れた作品として評価されるものでしょう。まずは冒頭の『島はざわめきで満ちている』を聴いてみてください。この何ともチャーミングなこと。ここを聴いただけで全てを知りたくなること間違いなしです。（NAXOS）

【収録情報】
チルコット：
1.　島はざわめきで満ちている (2004)
2.　ゆりとばら (2002/2008)
3.　誰もが歌った (1995)
4.　あなたと私 (2005)（明るさ／私の良い面）
5.　小さなジャズ・ミサ (2004/2005)（キリエ／グローリア／サンクトゥス／ベネディクトゥス／アニュス・デイ）
6.　わが父（生命のパン） (2010)
7.　冬のさなか (1994/1995)
8.　彼のために全ての星が輝いている (2002)
9.　真冬のばら (2010)
10.　私は創造を共有する (2005)（日が昇る時／地球／最も内部の上／来たれ、偉大な世界よ）
11.　イソップ物語 (2008)（うさぎとカメ／労働者の山／きつねとブドウ／北風と太陽／がちょうとあひる）

　ウェレンシアン・コンソート
　ジェンマ・ビーソン（ピアノ：2,7,8,11）
　ウィル・トッド・トリオ（5）
　クリストファー・フィンチ（指揮）

　録音時期：2011年8月25-26日
　録音場所：イギリス、サマーセット、ミリフィールド・スクール、ジョンソン・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）